見出し画像

【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#491)。

 警察や検察から次々にお問い合わせがあるもので、常にテンパっている尊師・立花孝志が、アチコチの動画でゲロりまくっているので、割と広範囲に検証を進めていかなければならなくなりました。
 本当は、とっとと沖縄県議選や東京都議補選のレポートをお届けしなければならないのですが、いつ「Xデー」を迎えてもおかしくない状況になっていますので、こちらも粛々と動画の解析を進めてまいります。




■ 7月10日の総会の検証

相変わらず、全力で「アホ」を突っ走っている反社会的カルト集団(引用元リンク

 また尊師・立花孝志の浅い戦略です。
 ここ最近、なぜか石丸伸二を攻撃し始めた尊師・立花孝志。数字を持っている石丸伸二と戦えば「ヒーローになれる」と考えているからですが、世間からは「ウンコvsウンコ」としか思われておらず、「石丸伸二に宣戦布告します!」などとホザいていますが、「何のために?」という話でしかありません。
 確かに、石丸伸二は「政治家になってはいけない人」なので、こんな奴に投票してはいけないということを多くの人に知らせる必要はありますが、その前に、石丸伸二以上に絶対に投票してはいけないのが、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」です。「石丸伸二に政治家としての資質がない」などとホザいていますが、これほどの「おまゆう案件」も珍しいのではないでしょうか。

「日本保守党」との連携を模索する反社会的カルト政党の教団幹部ども(引用元リンク

 そんな反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」ですが、これまで何度か百田尚樹とYouTubeでコラボしたことがある仲なので、いよいよ「日本保守党」と連携できないかと言い出しました。「日本保守党」から正式なOKをもらっているわけではないので、こいつらが勝手に言っているだけですが、「売名のために東京都知事選に候補者を立てるのは党のイメージが低下する」と言って候補者を断念した「日本保守党」と、選挙を売名のために使って24人の候補者を立てて炎上中の民主主義の敵こと「NHKから国民を守る党」では、いくら「日本保守党」がネトウヨの集まりとはいえ、品性が全然違うので、果たして連携するのかというところがありますが、とにかくN国側は浜田聡も齊藤健一郎も「日本保守党」との連携に前向きです。

岡崎市議選に立候補すると発表された「ポーカー党」の尾関亜弓

 かなりマイナーなので、また騙されてしまう市民が出てしまうかもしれませんが、10月6日投票の岡崎市議選に、7月7日の東京都知事選に立候補していた尾関亜弓が立候補する予定だと発表されました。
 しかし、立花孝志の話では「今、引っ越しをしている」と話していますので、3ヶ月前には引っ越していなければならないことから考えて、本来、岡崎市議選に立候補することは不可能ではないかと考えられます。
 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、これまでも居住要件を満たさない候補を数々擁立しては、そのたびに問題になっています。今回も居住要件を満たしているのかどうかは怪しく、500万円の予算をかけてYouTube広告などを出すとしていますが、果たして、岡崎市議選に間に合うのでしょうか。
 なお、この作戦には内野愛里を投入する計画だといい、同日開催の岡崎市長選に内野愛里を立候補させることで「釣り上げ作戦」を展開するとしています。今回の東京都知事選で内野愛里が大炎上したことで、それなりの知名度を持っていると考えているようで、内野愛里と尾関亜弓を同時に出すことで、岡崎市民の関心を高め、尾関亜弓を「ステルスN国作戦」で当選させようと狙っているようです。ただ、内野愛里に関しては、政見放送を商品の宣伝に利用した疑いがあるため、こちらも立候補できるのかどうかは怪しいところがあります。すべては警察の捜査次第です。
 いずれにしても、もし岡崎市議選に尾関亜弓が立候補してきた時には、ポスター掲示板ショバ代ビジネスに乗っかって立候補した「物の善悪の判断がつかないアホ」であるということを踏まえ、絶対に投票しないように気を付けていただきたいと思います。

平気で仲間を裏切るのが尊師・立花孝志のやり方である(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、斉藤忠行から示談の申し入れがあったが、応じないことを宣言しました。理由は「斉藤忠行が警察に正直に話してないから」ということだそうですが、おそらく嘘でもいいから「大津綾香に指示されて盗んだ」と言ってほしかったのでしょう。しかし、指示されたわけでもないのに指示されたと言ってしまうと嘘をつくことになりますので、斉藤忠行が最後の最後で尊師のために動かなかったため、「示談に応じない」などとホザいているのだと思います。これが立花孝志のクソ加減です。
 さらに、非常に聞き捨てならないカミングアウトがありましたので、これは記録しておきたいと思います。

(50分20秒~)
「で、もちろんね、世の中的には立花がヤバいんちゃうかっていうのがあるんですけど、よくよく考えたら、僕が皆さんからお金を借りたのは、もう3年ぐらい前なんですよね。少なくとも2年以上前なんです。で、それに対して東京地検特捜部の捜査を受けたのが去年なので、そこに関して、出資法違反っていうのは確かに可能性は僕もあるなとは思ってたんですけど、そこに関しては既に東京地検特捜部が、その疑いがあると思って調べていることは間違いないので、特にコチラ側に何か疑いがあるとかそういうところはむしろ聞いていないと」

 今さらになって、こんなゲロをしていますが、だとすれば、上杉隆を訴えたのは何だったのでしょうか。不起訴になったのは、NHKの受信料を肩代わりしている公選法違反と、参政党に対する選挙妨害だったはずで、出資法違反についても捜査が行われていて、現時点でその結論が出ていないのであれば、まさに「上杉隆の情報が正しかった」ということになろうかと思います。取り調べてを受けているオマエが一番わかっているはずなのに、事実がどうであれ、とりあえず上杉隆を訴えるというのは「鬼畜」そのものです。

 尊師・立花孝志が、非常に疑いのある方法でお金を集めていた疑惑については本を読んでいただければ分かると思いますが、「出資法違反」に引っかかる方法で集められていたのだとすると、そもそも大津綾香に借金の返済の義務は生じるのでしょうか。
 いずれにしても、立花孝志は「出資法違反」の疑惑で、東京地検特捜部から事情聴取をされており、その結論はまだ出ていないと考えられるのではないでしょうか。損をしている人はたくさん出ているので、今こそ結論を出していただきたいと思います。


■ 7月5日の記者会見の検証

 ここ最近、記者会見の内容を検証しておりませんでしたが、記者会見でゲロっている場面が多々見られますので、7月5日の重要なポイントについてもまとめておきたいと思います。

冒頭からホラッチョをかまし、N国信者をアハつかせる尊師・立花孝志(引用元リンク

 冒頭から頭の悪い展開になっていました。
 尊師・立花孝志のポスター掲示板のショバ代ビジネスが大炎上しているのは、「自分が過去にNHKの内部告発をしたせいで、NHKが読売新聞などを使って印象操作をさせているせいだ!」と陰謀論をかまし、アホのN国信者たちに「がんばえー!」と言わせており、自分が批判されるのは自分のやっていることが反社会的だからだとは考えず、すべては「マスコミの偏向報道のせいだ!」と言い、なぜ偏向報道をしているのかと言えば、過去にNHKの内部告発をしたからだとホザいています。
 そして、この記者会見でも、立花孝志はポスター掲示板を「販売した」と発言していましたので、ただのうっかりした発言ではなかったことを証明しています。

(19分26秒~)
立花「ポスター掲示板に24名の人を貼ることについて、マイナスの意見をお持ちの方がいることは理解をします。それはたくさん、むしろ過半数でしょう。多いんでしょう。でも、一方で、そういう方法に対して、賛成の方も幾ばくかはいらっしゃるわけですよ。そりゃこういう社会的な問題は必ず賛成派と反対派を両方を紹介しなければならないと、放送法4条で書かれてるわけですよ。我々が犯罪をしてる、違法行為をしてるならば、それは一方的に悪い悪いって言われるのは仕方ないですが、ただNHKのお金を払わない方をお守りするために、たまたまついてきたおまけのような選挙ポスターをですね、我々は政治活動の一環として、これを販売するという合法的な方法で募集をしてるだけでね、それに対して、もう都合の、こちらにとって都合の悪い、いわゆる我々にとってはあまり報じてほしくないところばかりを報じようとする」

 またポスターを「販売」と言っていました。
 尊師・立花孝志は、「メディアが報じてほしくないところばかりを狙って報じている!」とホザいていますが、万引きがあった時に「このパンはとても美味しいので、万引きしたくなる気持ちが分かる!」と報じるはずがないわけで、オマエらの都合が良いか悪いかは関係なく、ましてや民主主義の破壊をしているわけですから、こんなパブリックエネミーが批判されないはずがありません。
 尊師・立花孝志がひとしきり言い訳をした後は、洗脳豆坊主こと浜田聡がマイクを握り、「暇空茜の公約『公金チューチューをなくす』に共感している」などと寝言をホザきました。政党助成金で公金チューチューすることしか考えていない反社会的カルト集団が、どの口で「共感している」とホザいているのか。どいつもこいつも頭が沸いています。

来年の衆院選や参院選の計画について語る尊師・立花孝志(引用元リンク

 この記者会見で、尊師・立花孝志は衆院選や参院選の計画について、記者からの質問に答え、衆院選では比例東京ブロックで1議席を得るための挑戦をするかもしれず、参院選では東京都選挙区だけで再び24人の候補者を擁立する計画であるほか、全国に候補者を擁立し、比例区で浜田聡の再選を目指す方針のようです。
 ただ、今回の東京都知事選では7200万円(N国党の自腹は5400万円)の供託金で済んでいますが、もし東京都に24人の候補者を擁立し、他の選挙区にも1人ずつ立て、さらには比例区に浜田聡を擁立するとなった場合、必要な供託金は、以下の通りです。

・東京都選挙区に24人擁立=7200万円
・他の選挙区に1人ずつ擁立=1億3200万円
・浜田聡を比例区に擁立する=600万円

 お目当ての政党助成金を得るためには、全国の得票率で2%を超えなければなりませんが、そのためには各選挙区に1人ずつ立てることが必須になりますので、供託金だけで2億1000万円を調達しなければなりません。
 今回の7200万円も「返してほしいという人にはゴメンナサイ」で話が終わっていますので、また2億円を集めて失敗しても「返してほしいと言う人にはゴメンナサイ」で終わるのだと思います。しかし、それなら最初から寄付にしたらいいと思うのですが、あえて借金にするのは、ワンチャン、儲かるかもしれないという「おいしさ」を担保するためです。宝くじのように儲かるかもしれない「おいしさ」を見せるのは、純粋な寄付ではお金が集まらないことを立花孝志が一番よくわかっているのではないでしょうか。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

新宿アルタ前でインタビュー取材に応じていた内野愛里

 今回、尾関亜弓にしても、内野愛里にしても、アホを晒したことで、相当な批判が殺到したようで、「ふざけて立候補するな!」と言われまくったことで、「ふざけてないもん!」となり、今後もさまざまな選挙に立候補しようと計画しているようです。
 しかし、めちゃくちゃ根本的なところで、物の善悪の判断がつかないレベルの極限のアホをこじらせた人たちが、批判をされて、ムカついたので、本気で立候補しようと思ったと言われても、ただの逆ギレでしかなく、まずは社会人として生きるために最低限必要な「常識」を身につけ、社会に迷惑をかけない存在なるところから始めるべきではないでしょうか。社会人としてのスタートラインにも立っていないような人が、小手先の選挙戦略によって当選し、まったく役に立たない議員として報酬をもらうのは、ますます政治不信を生み出します。議員というのは、うだつの上がらない社会不適合者の再就職先ではないので、まずは「選挙に立候補しないこと」が、一端の社会人として生きるための第一歩ではないでしょうか。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。