【選挙ウォッチャー】 茨城県議選2022・つくば市選挙区レポート。
12月2日告示、12月11日投票で、茨城県議選が行われました。
つくば市選挙区は、定数5に対して9人が立候補し、実質的に最も激戦となった選挙区ではないかと思います。ポンコツがほとんどおらず、いきなりヘイズ・ジョンさんが立候補してきたため、市民ネットワークと共産党の議席獲得が一気に難しくなりました。
最大の見どころは、共産党と市民ネットワークというリベラル系の候補たちが当選できるのか。7月の参院選に立候補した維新のオバハンが、今回は無所属で立候補していますが、つくば市で通用するのかどうかです。
前回は、立憲民主党が候補者を擁立しましたが、追い風に乗れずに落選していました。今年は立憲民主党ではなく、地元で地道に活動してきた市民ネットワークの候補者を立憲民主党が後押しするという形になり、なんだかんだで自民党が強い「つくば市」でリベラル系が2議席を取れるのかどうかが問われていました。
■ 佐々木里加候補の主張
佐々木里加さんは、7月の参院選で日本維新の会から立候補し、共産党よりも多くの票を獲得し、次点で落選した人物です。立憲民主党や国民民主党が推薦した連合系の堂込麻紀子さんと4万票ぐらいしか差がなく、そこそこ健闘しました。
しかし、今回の茨城県議選は「無所属」での立候補となり、全体的にピンク色な感じで出てきました。自分の顔面の可愛さを押していけば票を取れると思っているのではないかという痛々しさがあります。
ちなみに、今回はどうして維新から立候補しないのかについて、記者会見では「原発に反対だから」と話しています。維新では原発反対とは言えないけれど、無所属だから洋上風力に力を入れるべきだと言えるという、かなり真っ当なことを話していて、本当は「維新」にいるべき候補ではなかったのではないかという雰囲気が窺えます。ただ、日本維新の会に所属していた時には精力的に更新していたSNSも止まってしまい、アピールする力はまったくなくなってしまったので、今回、一人だけまったく票が取れずに落選してしまいました。
ここから先は
¥ 360
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、反社会的カルト集団の撲滅のために使います!