【選挙ウォッチャー】 鴨川市議選2022・分析レポート。
5月15日告示、5月22日投票で、千葉県の鴨川市議選が行われ、定数18に対して21人が立候補しました。同日に行われている野田市議選にはカルト政党が勢ぞろいしているのに、鴨川市まで来ると、さすがにカルト政党の姿はなく、安心して取材できるものになっています。
しかし、いざウォッチングしてみると、気づかされることもたくさんあって、遠くて大変だったけど、わざわざ足を延ばしてよかったです。もし新型コロナウイルスをあまり気にせずに移動できるようになったら、もっと積極的に全国を回りたいと思います。
田舎だということもあり、皆さん、選挙カーの中から訴えるのが主流だったため、なかなか街頭演説に出会うことができませんでしたが、選挙カーの写真がいっぱい撮れました。ネタはそれなりにありますので、地味な選挙ではありますが、それなりにフガフガと楽しめるレポートにはなっていると思います。
■ 元女子サッカー選手の挑戦
今回、会ってみたかったけど会えなかったのが、元女子サッカー選手だという福岡梓さんです。学生時代に強豪「日テレ・ベレーザ」に在籍し、あの澤穂希選手とプレーをしていたという44歳。自然の循環を生かし、持続可能な暮らしを送る「パーマカルチャー」に目覚めたといい、築100年の古民家を購入して移住。サウナの熱を植物の温室に利用したり、太陽光発電を使って沼から引いた水を温水のシャワーにしたり、「パーマカルチャー」を実践しながら、このたび鴨川市議選に挑戦したのだといいます。
かつてはプロとして活躍していたため、現在は地元「オルカ鴨川FC」の育成コーチも務めているそうですが、「半農半X」の生活をしている12歳年下の旦那さんと素敵な暮らしぶりが、たびたびネット上でも紹介されていました。
ただ、この手の方々は「コロナはただの風邪」だと思っている方が多くいらっしゃり、「重曹で洗っていれば大丈夫」みたいな考えを持っている方も多くいらっしゃるので、そのあたりを確かめたかったのですが、会うことができませんでしたので、今後もゆるりとチェックが必要かもしれません。
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