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【選挙ウォッチャー】 国民民主党代表選2020・分析レポート。

12月8日告示、12月18日投開票で、国民民主党の代表選が行われました。今年は安倍晋三総理の突然の辞任を受けて自民党総裁選があったり、立憲民主党と国民民主党の大部分が合流したため、立憲民主党の代表選があったりしましたが、改めて、国民民主党の代表選がコロナ禍のド真ん中で行われました。国民民主党が代表選をするのは結党以来初で、改めて代表選をすることで話題にしたかったのだと思いますが、朝日、読売、東京新聞の紙面をチェックしても、めちゃくちゃ小さな扱いになっていてギャグでした。世間からはまったく注目されていません。

玉木 雄一郎 51 衆院 香川2区
伊藤 孝恵  45 参院 愛知県選挙区

旧民進党(旧希望の党)からの流れで国民民主党にいた人たちのほとんどが立憲民主党に移籍し、玉木雄一郎さんを中心に「新しい国民民主党」に残った国会議員が16人。結党したばかりの頃は、玉木雄一郎さん以外に代表にふさわしい人はいないということで、自動的に玉木雄一郎さんが代表になる流れになったのですが、「玉木雄一郎が代表だったら俺は辞める!」と言って、増子輝彦さんが国民民主党を離党。そこかは新たな離党者は出ていないと思いますが、玉木雄一郎さんが代表であることには党内でもフツフツと不満の声が漏れるようになっていたのか、改めて「代表選」というプロセスを踏んで代表を選び直すことになりました。


■ N国党幹事長にお金を流す国民民主党

皆さんが「国民民主党」のことをどう思っているかは知りませんが、みんなのために毎日必死でウンコを投げているオジサンの僕から言わせてもらうなら、いまや「国民民主党」「N国党支援組織」であり、玉木雄一郎さんが代表をしている限り、この政党は僕にとって「敵」であるという認識に変わりました。よりによって、上杉隆なんていうN国党幹事長の生臭坊主に3000万円以上のお金を流すなんて言語道断です。僕の中ではすっかり「国民民主党≒N国党」になってしまったので、今後は国民民主党に対して、一段と厳しい目を向けてまいる所存でございます。


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