【選挙ウォッチャー】 平戸市議選2021・分析レポート。
10月10日告示、10月17日投開票で、平戸市議選が行われました。同日に平戸市長選が行われましたが、こちらはご存知の通り、ゴリゴリのネトウヨ市長が4選目を決めていますので、あとは議会がしっかりとその機能を果たすかどうかです。市長の言うことを何でもスルーで通してしまう議会もどうかという話なので、少しでもまともな人たちを議員にしなければなりませんが、果たして、それはできたのでしょうか。
今回の平戸市議選は、定数18に対して20人が立候補しました。落選するのは、たったの2人。これでは十分に選ぶことができないし、ポンコツが余裕で当選してしまう環境にありますが、少しでもマシな人を選び、町の衰退を止める必要があります。この平戸市は、今から16年前の2005年に周辺の田平町、生月町、大島村が合併して、人口4万人以上の自治体になりましたが、わずか16年の間に3万人を割り込み、人口が2万8000人台になっています。このうちの12年間は、ゴリゴリのネトウヨである黒田成彦市長の時代なのですが、市長に何でも賛成する議会も同罪です。
■ 市長の能力で自治体は全然変わる
長らく全国の選挙を見て回り、気づいたことがあるとするなら「町の発展や衰退は市長の能力で変わる」ということです。市長が有能な町は発展し、市長が無能な町は衰退する。本当にそういうことが起こっています。どの町も少子高齢化が深刻であり、人口の流出を食い止めるため、必死になって定住政策などを行なっていますが、この平戸市は雇用がなく、海が枯れてしまっているため、漁師になる人もいなくなり、まもなく自治体として維持できなくなることが予想されます。そのことに住民は気づいていないし、おそらく市議たちも気づいていません。今度は佐世保市と合併することになるのでしょうか。
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