【選挙ウォッチャー】 松伏町議選２０２０・分析レポート。

新型コロナウイルスの影響で、取材活動は大幅に縮小し、選挙ボードの写真を撮るだけになってしまっているのですが、まったく何もしないよりはマシということで、今回は１００円のレポートをお届けしたいと思います。松伏町は、衆院選では「埼玉１４区」になりますので、こちらの展望についても簡単にご紹介します。

松伏町議選は、４月５日告示、１２日投開票というスケジュールで行われました。定数１５に対して１８人が立候補してきまして、人口の少ない田舎の街にしては激戦だったと言えるのかもしれません。最終的に現職２名が落選することになりました。

■ 松伏町の美人候補

ポスターを見た瞬間、心がときめいてしまったアイドル系美人候補が、日本共産党の平野千穂さんです。まだ２０代、もしくは３０代前半ぐらいなのかと思いきや、なんと、このビジュアルで４６歳。若々しさを保つサプリのＣＭに出演できるやつです。さて、日本共産党といえば、このレポートでは毎回、日本共産党がどれくらい縮小しているのかを見ています。ここでも見ていくことにしましょう。

共産党：１４６７票→１１１９票（▲２３．８％）
公明党：２１５６票→１７７０票（▲１８．０％）

新型コロナウイルスの影響で投票率そのものが５％ほど落ち込んでいるとはいえ、２３．８％も減ってしまうというのは危機的な状況です。平野千穂さんの票も、４年前は８８８票あったのに、今年は６８１票に落ち込んでしまっています。この時期、高齢者は新型コロナウイルスに罹らないように、特に外出を控えているのだと思いますが、それでも２００票以上減っているのですから、これは深刻な減少だと考えていいと思います。日頃からのネトウヨによるプロパガンダの影響で、若い人たちの支持が特に広がっていないと思いますので、ネトウヨ対策を急いだ方がいいと思います。