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【選挙ウォッチャー】 東京都議補選2024・目黒区レポート。
5月17日告示、5月28日投票で、東京都議補選が行われました。
本来、東京都議選における目黒区の定数は「3」ですが、先日の目黒区長選で、伊藤悠さんと西崎翔さんの2人が抜けたため、目黒区選出の東京都議が1人になってしまったことを受け、急遽、その2人の穴を埋めるための補欠選挙が行われました。
今回は、欠員2に対し、5人が立候補。そのうちの1人は、東京都議を辞めて穴を開けたけど、もう一度、同じ席に座ろうとしている西崎翔さんでした。「オマエが辞めたから補欠選挙になったんやろがい!」という話なのですが、図々しくも立候補するスタイルは、大田区長選に敗れた森愛さんが東京都議補選に挑戦していたように、あまり珍しいことではなくなっているような気がします。
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井澤 京子 61 新 自民党
西崎 翔 40 元 立憲民主党
宮本 栄 62 新 日本共産党
青木 英太 33 新 無所属
須藤 健太郎 54 新 無所属
この選挙の見どころは、立憲民主党の西崎翔さんが、目黒区長選に立候補した際の知名度を生かし、再び東京都議に返り咲くことができるのか。猛烈な逆風が吹き荒れる自民党が議席を獲得できるのか。組織のない無所属勢がどれくらい票を伸ばすのか。共産党は目黒の地で強さを発揮できるのか。
もし、ここで自民党の公認候補が落選するようなことがあると、これは大変なことになります。ただ、今回は公明党が自民党と連携すると思いますので、公明党の組織力は無視できません。
■ 東京都議補選・選挙ボード解説動画
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