【選挙ウォッチャー】 大分県知事選2023・分析レポート。
3月23日投票、4月9日投票で、大分県知事選が行われました。
今年で80歳を迎える現職の広瀬勝貞さんが引退することになり、大分市長の佐藤樹一郎さんと、野党統一候補として2019年の参院選で当選を果たした安達澄さんが立候補。激しい一騎打ちとなり、「どちらが勝つのかが分からない」と評される選挙となりました。
大分県は、昔から「社民党」が強い特殊な地盤で、野党系の候補が勝てないわけではないという珍しいエリアです。なので、山口県のように「選挙をやる前から結果が決まっている」というような現象は起こらず、激しい一騎打ちとなりました。
今回の大分県知事選の特徴は、どちらが勝つのかが分からず、どの政党も勝ち馬に乗りたいという心理が働いた結果、どちらかの候補をバキバキに応援するということができなくなり、両候補とも組織戦を戦うことができなかったという話です。
しかし、実際に現地に行って選挙を見てみると、ニュースやネット上の噂では分からないことがたくさん分かり、「どちらが勝つのかは分かる」という選挙になっており、これぞ「選挙ウォッチャー」の真骨頂とも言える内容になりました。
■ 大分県知事選・選挙ボード解説動画
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