【選挙ウォッチャー】 盛岡市長選2023・分析レポート。
8月6日告示、8月13日投票で、盛岡市長選が行われました。
今年は現職と新人の一騎打ちとなりましたが、新人の内舘茂さんは3度目の挑戦。5期20年を務めてきた現職は、自民・公明推薦、地元企業からの応援ももらって、盤石の組織戦となりました。
前回は保守分裂選挙となり、危うく内舘茂さんが漁夫の利を得るところでしたが、今年は一騎打ちとなり、自民党の票が割れることがないため、現職が難なく当選するのではないかというムードになっていました。しかし、選挙というのは、ナメた瞬間に負けたりするものです。
今年の盛岡市長選は、選挙で「なめプ」をかましたことで、思いっきり足元をすくわれるという大爆笑の選挙です。現職としては、これまで2回とも勝っているので決着はついているし、新人の内舘茂さんには政党の支援はなく、組織力が圧倒的に違います。
しかし、ニュースなどで既にご存知の方もいるかもしれませんが、勝ったのは新人の内舘茂さんです。現場で選挙を見てみると、こういう結果になるのも当然だという中身が見えてきます。
■ 盛岡市長選・選挙ボード解説動画
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