【選挙ウォッチャー】 衆院補選2024・島根1区レポート。
4月16日告示、4月28日投票で、衆院補選が行われました。
島根1区、長崎3区、東京15区の3選挙区で行われることになったのですが、長崎3区と東京15区は自民党が不戦敗を選び、唯一、自民党と立憲民主党の戦いとなったのが「島根1区」でした。
もともと、どうして島根1区で補欠選挙が行われたのかと言うと、裏金問題で揺れる安倍派の会長だった細田博之さんが、真相を何も語らないまま死去。長らく権力を握り続けたことで後継候補がおらず、自民党は元財務官僚だった男を擁立し、いざ勝負となりました。
中国地方は全体的にゴリゴリに自民王国であり、特に島根1区は小選挙区ができた時から細田博之さんが連勝し続け、他の政党に議席を渡したことは一度もありませんでした。
なので、自民党としては、伝統的な議席を断固として立憲民主党に渡すわけにはいかないということで、錦織功政さんを擁立。すべての選挙区を不戦敗にするわけではなく、どうにか島根1区だけは死守する構えを見せていました。
■ 島根1区・選挙ボード解説動画
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