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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#552)。

 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が、今さらになって、百条委員会の奥谷謙一委員長に刑事告訴や被害届を取り下げてほしくて、泣きそうになっています。
 かつて立花孝志は、中央区議だった二瓶文徳に脅迫をかまし、警察からのお呼び出しにビビって、わざわざ中央区議会に乗り込み、大騒ぎしたことがありましたが、結局、二瓶文徳は和解に応じず、不正競争防止法違反や威力業務妨害と合わせ、脅迫罪で懲役2年6ヶ月・執行猶予4年になりました。

 今回も、奥谷謙一委員長の自宅前街宣で、アホのN国信者たちを前に調子に乗り過ぎてしまい、うっかり名誉毀損や脅迫罪に問われる可能性が十分に出てきたことから、どうにか取り下げてもらいたくて仕方ないのですが、わざわざ百条委員会の傍聴に行って、奥谷謙一委員長と直接コンタクトを取ろうと試みたものの、まったく応じてもらえず、思いっきり涙目になっていました。

奥谷委員長から電話がかかってきたが、間違い電話だったと意気消沈のアホ(引用元リンク

 立花孝志は、本来、せやろがいおじさんが言うところの「土下座」ではなく、「土下寝」でもなく、そのまま頭を土に埋め、「土下マントル」でも許されず、「土下ブラジル」ぐらいしないと許してもらえないのではないかと批判されていましたが、めちゃくちゃ頭が悪いので、「奥谷謙一さんが1つ謝ってくれれば、自分は10個謝るので、1つ謝ってもらえないか」という話をしたようです。
 それで門前払いを喰らって涙目になって、ピヨピヨしながらYouTubeを撮影しているのですから、「こいつは一体、何をしているんだ?」としか思えないのですが、知性の限界を迎えたアホのN国信者どもが集まっているコメント欄は、ご覧の通りです。

>斉藤知事は筋を通し再選したのだから、奥谷も筋を通して辞任し民意を問うべきだ。

>武士の情けは素晴らしいですが、お相手は残念ながら武士ではありませんね。

>奥谷さんは保身で今更、間違いを認めないと思います。間違いを認め謝罪する勇気はないと思います。間違いを認め謝罪するという事は責任を取る事を意味します。責任を取りたくないので最後まで抵抗すると思います。

 どいつもこいつも、立花孝志と同じくらい脳味噌が沸いているので、この期に及んで「さすたち!」になっています。今さら立花孝志の話がおかしいと思うようなN国信者はいないのです。


■ 「反社会的カルト集団」を認めた立花孝志

 初日の街頭演説では「余裕で当選する」と豪語していた尊師・立花孝志ですが、月曜日からさっそく過疎ったため、日を追うごとに自信を失くし、とうとう事前の政治活動ができなかったことと、お金を全然かけられなかったこと、ヒカルなどのYouTuberを呼ぶことができなかったことなどを挙げ、今回の選挙は「当選が難しい」と言い出しました。
 さらに、投票日当日に開票所から配信するのかを聞かれ、「行かない」と答えていることから、まったく手応えが感じられない選挙になっているのではないかと考えられます。東京新聞にも分析されていましたが、告示日に集まった人たちは、いずれも「県外」から来ており、地元の泉大津市では支持が広がっていないと思われます。
 そんな中、N国信者たちの間では「NHKから国民を守る党」が、支持者も含めて「反社会的カルト集団」と表現しても名誉毀損にならないという判決が全国に広まったことで動揺が広がっており、立花孝志も不安を解消するように、何度も僕の名前を出しています。
 しかし、立花孝志が言っていることは、「ちだい君は、本当は立花孝志が正しいことをわかっている」というデマで、「友達がいなくなるから抜け出せないだけ」などという勝手な憶測を語り、これにアホのN国信者が「さすたち!」となっていました。
 まず、立花孝志のことは「頭のテッペンからつま先まで、完全なるホラッチョ100%」だと思っており、「経歴含めて正しい情報が何一つない」と考えています。これまで立花孝志の主張が正しかったことはなく、だからこそ司法の場でも19戦19勝なのです。
 また、きょうび、オッサンになって「友達がいなくなったら困る」なんて思いません。確かに、僕がジョークでも何でもなく、素で「さすたち!」と言い出したら、「いよいよガールズバーで女の子にフラれ、頭がおかしくなってしまったんか?」と友達に心配されてしまうかもしれませんが、それで友達がいなくなるということはないでしょうし、多くの友達は、僕が立花孝志をゴリゴリに追及していることを知りません。そもそも一般人は立花孝志に微塵も興味がありません。
 そして、とうとう開き直って、こんなことを言い出しました。

「立花さんって、私たち、俺たちの代わりにNHKと戦って、たまたま犯罪者になったと。それに対して、ちだい君がね、反社会的勢力って言うわけですよ。いや、俺たち、反社会的勢力やでって。いや、だって、NHKにお金払わないってやってんのやから。反社会的じゃん。それを、何を誤解、べつに暴力団と付き合ってるだけじゃないから、反社っていうのは。この今のこれまでの社会の秩序がおかしいから、それを変えましょう。だから、反社会的集団なんですよ。それを裁判所が認定してるだけでね。べつに暴力団とかそんなんじゃないんですよ」

 こいつは一体、何を言っているのでしょうか。
 立花孝志の話によれば、12月上旬に、プラチナN信の福永活也弁護士に依頼し、先日の名誉毀損裁判(反社会的カルト集団裁判)の控訴をしたそうですが、立花孝志は自分で「反社会的カルト集団」であることを認める発言をしています。
 めちゃくちゃ恐ろしい話ですが、立花孝志は自分で自分たちのことを「反社会勢力」「反社会的集団」と言っているのに、ご丁寧に控訴理由書までつけて控訴しているのだそうです。もうさっぱり意味がわかりません。

 そもそも「社会の秩序がおかしいから変えよう」と言っているから「反社会的カルト集団」なのではなく、「犯罪行為や不法行為を平然かつ盲目的に次々に行う危険な集団又は団体」だから「反社会的カルト集団」と呼ばれているわけで、これらを裏付ける18件の証拠のうち17件で「真実」だと認められているから、「反社会的カルト集団」なのです。
 立花孝志は都合の良いように解釈していますが、実際は、これまでに立花孝志らがやってきた行為をもって「反社会的カルト集団」だと表現するより他にないというレベルまで来ているのです。


■ 片山安孝副知事のアプローチ

N国党と関係が深い「アシタノワダイ」と対談をする「ごぼうの党」の奥野卓志(引用元リンク

 今回の泉大津市長選では、これまで立花孝志と緩やかに連携していた「ごぼうの党」の奥野卓志が、同じく陰謀論系YouTuberの「アシタノワダイ」と対談をして、立花孝志と片山安孝副知事をつなげたエピソードを言及していました。

N国信者に向かって計8時間にわたってパフォーマンスをしていた尊師・立花孝志

 尊師・立花孝志は、N国信者向けの演説の中で、片山安孝副知事をつなげようとしたのが「ごぼうの党」の奥野卓志であることをゲロりました。もともと立花孝志と奥野卓志は緩やかに連帯していますが、斎藤元彦を押し上げるための「百条委員会」のデータを片山安孝副知事が立花孝志に渡そうとしていて、それを仲介したのが奥野卓志だというのです。
 もちろん、立花孝志は「大ホラッチョおじ」なので、そのまま鵜呑みにするわけにはいかないのですが、「アシタノワダイ」が奥野卓志と対談した際に、「ごぼうの党」の奥野卓志がつなごうとしたことは認めました。
 ただし、片山安孝副知事が立花孝志にデータを渡そうとした時には、既に立花孝志は入手してバラした後だったので、結局、片山安孝副知事は立花孝志に接触しなかったという話をしています。ということは、斎藤元彦を勝たせるために、片山安孝副知事らの軍団が「立花孝志を利用しよう」と計画したということになります。非常に筋が悪いですが、立花孝志は斎藤元彦の選挙戦略の中に組み込まれていた可能性があります。


■ 駅前では順調にスルーされている立花孝志

北助松駅前で電車から降りてきた人たちに挨拶をする尊師・立花孝志

 兵庫県知事選では、あれだけ「正義のヒーロー」として扱われ、立花孝志の演説を聞きに来るN国信者化した人々がたくさんいたのですが、今回の泉大津市長選は、ずいぶんと景色が違います。
 立花孝志の生まれ故郷である助松団地の最寄りである北助松駅前で街頭演説をしながら、普通列車が止まるたびに駅頭に立ち、電車を降りてきた人たちに挨拶をしていたのですが、めちゃくちゃ面白いことに、降りてきた人たちがことごとくスルーしていて、立花孝志に挨拶をしたり、握手を求める人たちは全然いませんでした。泉大津市民の皆さんは、ガチで立花孝志に興味がありません。

北助松駅の路上で、N国信者からのサインに応じる尊師・立花孝志

 集まっているのは、どいつもこいつも県外から来たN国信者ばかり。
 今でも尊師・立花孝志にサインを求めるN国信者がいることが信じられませんが、知性の限界を迎えたN国信者は続出しており、こいつらは「立花さん、強ええぇぇぇ!」になっています。
 告示日の時には、立花孝志が「ちだい君の質問に答えたる!」をやってしまい、たっぷりと致命的なゲロをやらかしてしまったため、ムッキッキーになってしまい、今日は「すすきののガールズバーの放火犯がゴールド党員で党にお金を払っていると言っていたが、それは嘘だ!」と吠え、やたら強気なところを見せていたので、アホのN国信者どもが調子づき、初めて「発覚部屋」を名乗る男が、僕に噛みついてくるシーンがありました。
 のちにTwitterで切り抜くことになると思いますが、「発覚部屋」「もしオマエの名誉毀損によって大津綾香党首が自殺するようなことになったらどうするんだ?」と質問したところ、キッパリと「自殺する方が悪い」と答えています。あまりにN国信者らしい答えすぎて超ドン引きでしたが、「殺人未遂レベルのことをしている」という僕の指摘に、「訴えてやる!」とホザき出し、ずっとガタガタ言っていたので、「訴えてきたら、オマエの住所と名前が分かるなぁ! どうぞ! どうぞ!」と言うと、「発覚部屋」は完全にフリーズしていました。
 どのみち大津綾香党首に開示請求され、名誉毀損で裁判を起こされるのは時間の問題なので、少なからず僕は知らずとも、大津綾香党首に住所と名前がバレることにはなると思いますが、裁判の傍聴に行けば、僕も名前ぐらいは分かるのではないかと思います。名前すら知られたくないというのであれば、なぜYouTubeで名誉毀損を繰り返しているのかが全然わかりません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

泉大津駅で捨てられていた立花孝志のシール

 12月13日、たくさんのN国信者に囲まれながら、立花孝志に取材ができ、1000万円で購入した土地が「洲本市」であるとのゲロをいただくことができたため、だいぶいろいろなものが進むことになりました。
 あとで証言部分を切り取りますが、立花孝志は親戚から土地を購入し、ここにドッグランホテルを建設する予定だったと考えられます。そして、この建設や購入に「補助金」を申請する予定だったのではないかということが立花孝志の証言からわかっています。
 詳しいことは、別のレポートにまとめたいと思いますが、これも立花孝志やN国党のお金の流れを調べる上で重要です。立花孝志やN国信者どもの頭の中は今、謎の「勝利感」に包まれていると思いますので、最終日はチャンスだと思います。立花孝志がシャバにいる時間がどれだけ残されているのかが分かりませんし、質問するべき内容はたくさんありますので、土曜日はいろいろな質問をしておきたいと思います。
 なお、立花孝志と発覚部屋がまた無駄な裁判を仕掛けてくるようなのですが、今のところ、両方とも十分に戦えると考えております。裁判をするだけお金の無駄なので、できることなら、こんなクソみたいな裁判を仕掛けるのはやめてほしいですが、裁判を仕掛けてきたら仕掛けてきたで、これまで通りに戦うことになると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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チダイズム
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