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【選挙ウォッチャー】 箕面市長選&箕面市議選2020・分析レポート。

大変めでたいことに、8月16日告示、8月23日投開票で行われた箕面市長選と箕面市議選では、NHKから国民を守る党の公認候補が見事に落選をしました。これも箕面市民の皆さんがしっかりと情報を取り、NHKから国民を守る党が「反知性派カルト集団」であることを見抜いた結果だと思いますので、税金を無駄にしなかったのは誇れることだと思います。本当は現地で取材をしたかったのですが、NHKから国民を守る党から新型コロナウイルスの感染者が出たにもかかわらず、濃厚接触していた議員や党員がマスクもせずに選挙運動をしていたため、非常に感染リスクが高いと判断し、今回の箕面市長選と箕面市議選の取材は見送ることにしました。しかし、箕面市民の皆さんがしっかりとカルト集団を落選に導いたことで、NHKから国民を守る党が地方選に立候補するのは、もしかしたら9月13日投開票の和泉市議選が最後になるかもしれません。僕たちの税金が無駄にされてしまう可能性を回避し、平和な日常を取り戻せるのも、あと1回の選挙になりそうです。なので、今回は皆さんと一緒に箕面市長選や箕面市議選を追いかけていきたいと思います。

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僕が箕面市長選や箕面市議選を取材したかったのは、NHKから国民を守る党の終焉を見届けたいと思っていたからなのですが、最終日に新型コロナウイルス対策で忙しいはずの(ろくすっぽ対策らしい対策もできずにイソジンを出しているので本当は暇な)吉村洋文知事が応援に駆け付け、大阪維新の会から立候補した6人の候補が1位から6位を独占するという、とても闇の深い選挙になっていたので、これを取材できなかったのが非常に悔やまれます。立花孝志をはじめとするアホの集団が「コロナは寝ていれば治る」などとホザくカルトでなければ、いくら大阪の新規感染者数が東京より多いとはいえ、僕も取材を強行していたのではないかと思います。それもこれもNHKから国民を守る党が、「クラスターフェス」を繰り返している国民主権党の平塚正幸をちっとも笑えない同レベルのカルトだからいけないのです。


■ NHKから国民を守る党は完全なオワコン

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NHKから国民を守る党が、参院選終盤に起こった京都アニメーション放火殺人事件で「NHKの取材のせいで玄関のセキュリティーを解除し、犯人に襲われたのだ!」というデマもあって、参議院で1議席を獲得してから約1年。光の速さで党勢を縮小し、ついに地方選でまったく勝てないオワコン政党となりました。今回の箕面市議選は、3ヶ月以上にわたるドブ板選挙に加え、チラシの全戸配布を2回もやって、さらには100万円の供託金没収を覚悟で市長選にも立候補し、人気のなくなったNHKから国民を守る党の公認ではなく「無所属」として戦い、市長選との連動作戦で市議選にも投票してもらおうという、持てる手をすべて使って戦った実質的な「松選挙」でした。候補者のビジュアルもそれなりで、これまでNHKから国民を守る党が培ってきた成功のノウハウをすべて凝縮させ、「これで負けたらどうしようもない」というところまでやり尽くしたにもかかわらず、無残過ぎる大敗を喫したのです。どう見てもお遊び半分で立候補している「しょぼい政党」とほとんど変わらないレベルの得票数となり、はっきり言って、これからは何をしても地方選でNHKから国民を守る党が勝つことはありません。立花孝志は「もっと定数の多いターミナル駅のある選挙区なら勝てる」とホザいていましたが、そんな所では余計に勝てません。可能性があるとしたら、かつての幸福実現党のように、定数割れ寸前の田舎に行って、無投票当選で勝ち取る議席があったらいいぐらいなものです。いずれにしても、NHKから国民を守る党が反社会的カルト集団であるということを多くの人が認識するようになり、どこに行っても勝てない環境が整ったことは大変喜ばしく、僕たちの税金を無駄にされる可能性が減りました。ろくすっぽ仕事をしないアホに総額で4000万円近い報酬を払うなんて、こんなお金があったら市民にどれだけPCR検査や抗原検査を提供できるでしょうか。すべては立花孝志がやらかしてきた数々の反社会的な行動が原因ですが、このような日が来ることを願って、日々、皆さんに情報を提供してきた僕としては、祝杯を上げてもいいレベルです。


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