【選挙ウォッチャー】 境町議選2021・分析レポート。
6月1日告示、6月6日投開票で、茨城県の境町議選が行われました。こちらは定数12に対して16人が立候補する大激戦となり、ポスターを撮影してくる程度の軽い取材となったのですが、「こいつは絶対に落選するだろうな」と思った人が当選してしまうなど、波乱含みとなりました。ただ、あんまり取材はできていませんので、今回は新型コロナウイルスの最新情報なども合わせてお届けさせていただくことにします。
境町のWikipedia先生を読んでいたら、2018年に「てつわんあとむ」という名前の男が町長選に立候補して騒ぎになったと書かれていて、2019年の八千代町長選を思い出しました。てつわんあとむ氏は、茨城県内のいろいろな町長選に立候補していたようで、境町にも出没していたようです。八千代町の時は、公開討論会に酒を飲んで登場し、討論中に爆睡するという破天荒ぶりを見せていた、てつわんあとむ氏。町長にはなりたいけれど、町議にはなりたくないようで、今年、てつわんあとむ氏の姿はありませんでした。
■ 最後の1議席が「くじ」で決まった
なんと、今回の境町議選は最後の1議席をめぐって、得票数が523票で同数になってしまったため、公選法第95条の2項の「くじ」により、岩崎博さんが当選、飯田進さんが落選となってしまいました。最下位当選をめぐって同数になってしまうことは珍しいことではなく、これだから1票でも多く積まなければならないのです。
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