【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#423)。
ここ数日、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志と、すべてのハンコを立花孝志に預けてしまうレベルの子分で「餃子屋潰し犬笛バカ」の齊藤健一郎が、あまりにテンパり過ぎて、支離滅裂な動きをしています。
この動きを観察するだけでも大変興味深く、見えてくるものがありますので、近日中に「N国マガジン(2024年1月号)」としてまとめることにします。本当は1月号をリリースするつもりはなかったのですが、あまりにバタバタしているのが面白いので、皆さんと一緒にニヤニヤしながら見ることにしました。
■ 受信料不払い代行サービスの崩壊
また反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の看板サービスである「NHK受信料不払い代行サービス」が崩壊し、利用者のもとにNHKから受信料の支払い督促が届いているようです。
こうなっている理由は、毎月200万円をもらっているはずの顧問司法書士の加陽麻里布が、突然、サービス終了を宣言し、投げっぱなしジャーマンでトンズラをぶっこき、立花孝志が「今後は村岡徹也弁護士が引き継ぐ」と発表したものの、依然として引き継ぎができていないことが原因だとみられます。
立花孝志は利用者に「NHKからの支払い督促は無視するように」と呼び掛けていますが、今度から不当に受信料を支払わなかった人は最大で3倍の料金を支払わなければならなくなると言われているので、無視をすれば無視をするほど、NHKに支払わなければならない金額が3倍のレバレッジをつけて大きくなるだけだと思います。
■ 口座を教えてもらえずに発狂する尊師
尊師・立花孝志は、大津綾香党首に「政党助成金をどこの口座に移したのかを教えろ」と迫っていました。それを聞いたところで、その政党助成金が立花孝志のものになるわけではないですが、あれやこれやの理由をつけ、差し押さえをしようと挑むのでしょう。
口座を教えたからといって、立花孝志が口座を差し押さえることはできないし、このお金が立花孝志に行くこともないので、アホのN国信者は「口座を教えるぐらいはできるだろう」と言うかもしれませんが、口座を教えることで確実に起こることがあるわけです。それは「立花孝志の無駄な裁判」です。明らかに無理筋であっても、少なくとも地裁と高裁で2回は裁判を仕掛けてくることを考えれば、口座を明かすメリットは1つもなく、余計な出費が増えるだけで、数百万円が無駄になります。なので、立花孝志に口座すら教えないというのは基本中の基本であり、教えなければ教えなかったで立花孝志が大発狂するだけなので、大津綾香サイドが立花孝志に口座を教えないというのは、実に愉快な高みの見物です。
■ 債権者に個人弁済を口にした尊師
これは非常に大きな発言であると考えています。
尊師・立花孝志が、年間3億3000万円の政党助成金を諦める決断をしたことで、債権者にお金が返らなくなることを受け、なんと、個人弁済する方針を発表しました。この言葉は非常に重く、元本割れしてしまった部分はどんどん立花孝志に請求するべきだと考えます。改めて、とても大事な発言を文字に起こしておきたいと思います。
文字に起こしてみれば一目瞭然ですが、尊師・立花孝志の発言は、極めて詐欺的です。というのも、これから足りないお金をどうするのかということについて、「選挙と政治の分離ということで動いている」とホザいているのですが、「選挙と政治の分離」とやらを進めれば、イコール、借金を返済するだけのお金が生まれるというわけではありません。
立花孝志の言う「選挙と政治の分離」とは、人気者が立候補することで票を獲得し、当選したら議員辞職をして、お金を出してくれたスポンサーに議席を譲るというものです。これで今度の衆院選では議席を獲得でき、再び政党助成金を受け取れるというのが立花孝志の話ですが、「NHKから国民を守る党」は今、あまりにイメージが悪すぎて、党の看板を掲げると当選できなくなってしまうので、「ステルス作戦」で党名を隠して立候補している状態です。参院選の全国比例でもギリギリ1議席なのに、もっと当選のハードルが高い衆院選で2%以上の得票率を獲得できるのでしょうか。
スポンサー4人と話をして、今度の衆院選でほぼ間違いなく議席を獲得できると豪語している尊師・立花孝志。具体的にどう弁済するのかについても語っていますので、チェックしておきたいと思います。
この発言を聞く限り、立花孝志が口から出まかせを言っていることは、ほぼ間違いありません。というのも、立花孝志は政党助成金を受け取るための条件である浜田聡と齊藤健一郎を離党させ、さらには、大津綾香の政党を破産させるための手続きを取っているので、大津綾香の政党から返済能力を奪い取ったのは、他ならぬ、立花孝志です。
この立花孝志の一連の動きによって、債権者たちは大津綾香の政党からお金を返してもらうことができなくなっているので、債権者たちに「大津綾香の政党に請求しろ」と言っても無理ですし、同額を債権者たちに貸し出すことができるのであれば、そのお金で借金を返済することだってできるはずです。
そもそも11億円の借金を返済できなくなったから、今、こんなことになっているのに、ビッグスポンサーから追加で3億円借りて、そのお金で衆院選を戦ったら、合計で14億円を返さなければならなくなり、余計に返済が厳しくなるだけです。こんな小学生でもわかる簡単なロジックすら理解できず、「さすたち!」となっている極限のアホは、そりゃ追加でお金を騙し取られるに決まっているのです。
■ なぜ現金を見せる必要があったのか
尊師・立花孝志は、なぜYouTubeで現金800万円を見せたのか。
アホのN国信者たちは「こんなに軽々と巨額のお金を動かせるなんて、さすが立花さん!」で終わるのですが、我々にとっては「わざわざYouTubeで800万円を見せびらかす理由は、一体、何なのか?」ということを大変興味深く考えます。
立花孝志の手元に800万円の現金がある。これ自体は、さほど不思議なことではありません。アホのN国信者は、焼き畑農業のように、今も新規開拓されているので、ダウンタウンの松本人志さんのスキャンダルをキッカケに立花孝志の動画を見るようになり、新たに「信者」と化した周回遅れのアホが「立花さんが困っているなら」と数百万円単位でお金を貸すようなこともあっても不思議ではないからです。
しかし、裁判所から提示されたとされる予納金は「500万円だった」と述べているのに、立花孝志が用意した封筒には800万円が入っていて、それをわざわざ広げているのです。先日も参議院会館でお金が盗まれるような事件が起こり、立花孝志ひとり放送局株式会社の通帳が持ち出されたことまであるのに、わざわざ800万円の現金を見せつける。「なぜネットバンキングではないのか?」という点が、どうも気になるのです。
僕も小さな会社をしていますが、お金を振り込む時には、なるべく銀行を通すようにしています。万が一のことを考えた時に、確かにお金を振り込んだという記録が残っていることは大切だからです。しかし、あえて銀行を通さずに「現金」でやり取りをするということは、誰にいくら払ったのかという記録や証拠を残さないということです。
スケジュール的なところを見ても、不自然な点があります。
立花孝志は、破産の申し立てをした翌日には、さっそく「予納金は500万円だった」という動画をアップしています。しかし、そもそも「みんなでつくる党」を巡っては、現在進行形でさまざまな裁判が起こされており、通常、破産管財人がこれらの裁判を引き継ぐかもしれないと考えれば、「そんなに早く予納金が決まるのか」ということがあります。
おそらく尊師・立花孝志らは、破産する方向で前もって調整していたのではないかと思います。そして、さらに不自然なのは、破産をするという話になれば、当然、債権者たちが暴動を起こしても不思議ではないのですが、今回、暴動を起こす人間がいるようには見えません。300人以上いるとされる債権者は、本当に全員存在するのでしょうか。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
これでも極限のアホであるN国信者たちは「さすたち!」となって騙されるのですが、尊師・立花孝志は、「もし代表権争いの裁判で大津綾香側が負けるようなことになれば、大津綾香は借金だけを背負う」というロジックで話を進めています。
しかし、この代表権争いで立花孝志側が勝つ確率は、僕が長澤まさみちゃんと結婚するよりも低いものの、もし代表者が齊藤健一郎であることが認められた時には、その借金を背負うのは齊藤健一郎であって、借金の返済義務は代表者である齊藤健一郎が負うことになります。
立花孝志のロジックの不思議なところは、党のお金は立花孝志、党の借金は大津綾香になっていて、裁判の勝ち負けに関係なく、都合の悪いものをすべて大津綾香に押し付けようとしているところです。
さらにおかしいところは、党の代表者が齊藤健一郎だと主張するのであれば、齊藤健一郎が「離党する」というのは、おかしいことです。あくまで齊藤健一郎が代表者なのであれば、齊藤健一郎は政党助成金の受け取りに堂々とサインをして、「離党するべきは大津綾香の方である」と主張していなければならないにもかかわらず、「離党して無所属になった」と言ってのけてしまったのですから、この時点で代表者であることはなくなりました。
齊藤健一郎は「みんなでつくる党」を離党し、無所属の国会議員になったと宣言しましたので、仮に代表権があったとしても、それを放棄したも同然です。離党してしまった人間が「やっぱり代表者です」と言っても、「過去にはそうだったのかもしれませんが、もう離党しているので、既に関係ない話ですね」と言われておしまいです。
要するに、立花孝志はグダグダと言っていますが、今回の騒動でますます齊藤健一郎が代表者として認められる可能性は減ってしまったので、立花孝志の「裁判で勝ったら」を前提としている話は、すべてが無駄だということです。
実は、今さらになって「齊藤健一郎が離党した時点で、代表権争いの話は終わってしまう」ということに気づいたらしく、「とは言ってみたけど、やっぱり離党していません!」を主張するようになりましたが、政党助成金も受け取らないことになりましたし、今さら遅いです。尊師・立花孝志はイチから国政政党を作る以外に道がなくなりましたが、その前に警察や検察の世話になっているかもしれません。
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