【選挙ウォッチャー】 佐賀県知事選2022・分析レポート。
12月1日告示、12月18日投票で、佐賀県知事選が行われ、現職と新人による一騎打ちとなりました。自民・公明推薦の現職と共産推薦の新人の戦いとなったため、選挙をやる前から結果が決まっているようなものになってしまい、なかなか関心は高まりませんでした。
実際、余裕の勝利がほぼ確定している現職の山口祥義さんは、選挙戦の後半をほとんど活動もせずに過ごしていて、最終日に動き出しただけで、ほぼ選挙をしていません。あまりに「舐めプ」すぎて、一矢報いてほしいと思いましたが、現実は「舐めプ」の勝利です。
今回の佐賀県知事選は、肝心の現職・山口祥義さんが、まったく選挙をしておらず、サムネイル用の写真の撮りようがないことに加え、共産党の上村泰稔さんもSNSで情報を発信しておらず、どこで街頭演説をするのかが分からないということもあり、ポスターだけで処理することにしました。
山口祥義さんを撮影できないのに、上村泰稔さんだけ写真があっても仕方がないことに加え、街頭演説のスケジュールを公開していないので、苦労して問い合わせなければならないということも、一生懸命頑張って取材するほどではないとの判断をする要因となり、割り切りました。
■ 総走行距離が3000kmを超える旅
今回の佐賀県知事選を含む九州遠征の旅は、概ね順調に取材できたと思います。最後の福津市議選だけが、夏タイヤをスタッドレスタイヤに履き替える時間がなかったため、こんなタイミングで「最強寒波」が押し寄せ、福津市周辺が雪になり、走行が不可能になってしまったことから、立ち往生してしまうリスクを考え、撤退した方が良いという判断に至り、取材することができませんでしたが、それ以外はプレゼントしてもらった寝袋を使い、車中泊などを駆使して、しっかりと取材ができました。
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