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【五城目町・教育留学体験記③】登校初日
前回までのお話はこちら↓
いざ秋田へ!滞在先はどうした?
さぁ、いよいよ教育留学へ。
長野から北陸新幹線に乗って東京へ。重たい荷物は先に実家に送り、そこから飛行機で秋田空港へと向かった。
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羽田からおよそ1時間のフライトで秋田空港へ到着。もちろん空港にはなまはげ像がお出迎え。秋田と言えば、なまはげですもんね。
私たちが秋田入りしたのは日曜日の昼だった。日中に実家に寄って、本来の目的(※教育留学体験記①を参照)を果たし、家族と団らんの時間を過ごして、預けていた荷物をピックアップし、宿へと向かった。
初日の夜は、宿へ向かう道中にあった居酒屋さんで夜ご飯。
比内地鶏の親子丼など、秋田料理に舌鼓を打った。
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そして、初日の宿に選んだのは、五城目小学校から徒歩圏内にある「市とコージ」だった。築約40年の民家をリノベーションしてできた宿泊施設なのだが、もうびっくりするほど本当に広い。室内には至る所にアートが飾られていて、未就学児を連れた母としては、ドキドキしっぱなしだったけれど、着いたのが夜ということもあり、その日は早々に就寝した。
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キッチンが広く、備品もとっても充実していた。ただし、浴槽がなくシャワーしか付いていないため、真冬の利用は厳しそうという印象。そして子どもたちが広すぎて、暗すぎて、最初はとても怖がっていた。(帰りには馴染んだけど)
いよいよ初日!朝の流れはどんな感じ?
翌朝。ついに教育留学初日を迎えた。
7時に起床し、前日仕入れていたパンやヨーグルトで軽い朝食を食べる。
小学校とこども園、それぞれに送迎(同伴)が必要なため、夫と手分けして送り届けることに。スケジュールと、担当者は次のとおりで分けた。
小学校(娘担当):私。8時半に五城目町役場の教育課に集合。教育長との面談を経て、小学校へ。校長室で軽いお話をした後、娘とともに教室へ。1時間ほど授業を見て、10時過ぎに撤収。
こども園(息子担当):夫。8時半にもりやまこども園大川分園へ。初日のため、園長先生と軽いお話をした後、ササっと退散。
夫は10時からオンラインMTGがあったため、上記の分担に。始業時間に間に合うのもありがたかった。初日の持ち物は、教育留学体験記②にプラスして、滞在期間中の小学校の給食費とハンコを持っていった。(これを忘れる方が結構いるらしい。)ちなみに、給食費は先に立て替え払いをし、後日町から口座に振り込まれるという算段だそう。(※2024年11月時点)
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実際、初日の娘はどうだったかというと、「楽しみすぎて早く行きたいー!!」と、朝食の時点からソワソワ。集合時間よりも早く役場に着き、「ねぇ、まだ?」と鋼の心臓。教育長や校長先生とお話している時も「いつ教室に行くの?」という鬼メンタルで、校内案内をすっとばし、これまでの留学生の誰よりも早く教室に入れてもらった。強い。
教室に着くと・・・壁がない!!いわゆる廊下との仕切りが一切なく、オープンスペースのような広い廊下と教室が一体化になっていた。しかも、教卓は廊下側に置かれている。
さらに、生徒たちの机は、コの字型に配置されており、クラスメイト全員の顔が見渡せるような配置になっていた。
早速、自己紹介からはじまり、自己紹介の後は、生徒さんたちからの質問タイムになった。
留学生を受け入れる側の同級生の子どもたちは、みんな慣れているようで、受け入れの順応性が高く、みんな積極的に質問してくれた。「五城目町の子どもたちはみんな積極性があるんです」と役場の方も言っていたように、手を挙げる子の数は半数以上で驚いた。
しかも、質問に対して答えると「教えてくれてありがとうございます。僕は~です」と自分のことも教えてくれるのにもびっくりした。一方通行じゃないコミュニケーションがちゃんとできている。
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さらに、授業が終わるチャイムはない。時間になると先生の〆の一言で終礼をし、各自トイレに行ったりと自分たちで時計を見ながら行動する習慣が身に着いていた。
へー!へー!と実際に見ないと知ることができない、学校での娘の様子が間近で見れたのはとてもいい経験になった。「また授業参観をしたいときは、いつでもご相談ください」と言っていただき、初日は1時間目の終わりまで同行し、学校を後にした。
【おまけ】こども園の初日はどうだった?
ちなみに、同時刻の息子はというと、父親の運転する車で園に到着。初めて見る場所に一瞬ひるむも、初めてみるおもちゃにも釘付けに。
先生との面談を経て、父親が帰る際には少し泣いてしまったそう。
でも、帰りにいただいた記録を見ると、お昼も完食。おかわりまでしていて、いつも通りの息子で安心した。
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たっぷりお昼寝もできていて、お迎えの時には「帰らない!!もっと遊ぶ!!」と怒られた。
つづきはこちら↓