chico

アラサーOLのギリギリ日常

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アラサーOLのギリギリ日常

最近の記事

14w/身体の変化と安定しない心

身体中が、かゆい。 顔は洗うたびに皮がむけ、 消しゴムのカスのように、こするとどんどんむける。 なんだこれは… 妊娠中によくある肌トラブル。? 肌トラブル。という一言で済ませられるのは腹が立つほど、これはやっかい。 少しずつ、お腹が大きくなってきた。 もともと細身の服を好んでいた私は もう今の時点でほとんど着られるものがない… でもマタニティ用ってなんかダサいのばっかだな… 産後でも着られるワンピースがいいか… どんどん変わっていくフォルム。 くびれは

    • 想像とは違うつわりと妊婦を自覚すること/8w9w

      ドラマや漫画で見るつわりのイメージって うっ… バタバタバタバタ…(トイレに駆け込んでいく音) ま、まさか、妊娠?! みたいな感じじゃないだろうか。 気持ち悪くて吐いてしまって げっそり でも赤ちゃんのためならわたし がんばるわ… みたいな。 わたしのもとには なんだか想像と違うつわりがきた。 その名も「食べづわり」 何か食べていないと気持ち悪くなる。 嘘みたいだしなんだそれって感じなんだけど 本当に。食べ続けないと辛いつわり。 例えるなら、夜ご飯食べずに寝

      • 妊娠発覚3日目/5wにしては小さい流産の狭間

        妊娠しているとわかってから 3日が経った。 いや3日しか経ってない。 うそやろ…と思うほど、長く感じていた おととい、妊娠検査薬で陽性。 昨日、暗い色の出血が続き 痛みもあったため初診で産婦人科。 何度乗っても慣れない M字開脚で座って上に上がっていくあの椅子に座って 女医さんがなにやら色々膣に機械を入れる。 いやいやまってよ、 妊娠ってお腹にエコーで見るんじゃないんか…? (後から知ったけど小さすぎて見えないから膣からカメラ突っ込むんだね) 本当に痛い、あれ。 な

        • 赤い線

          子どもが欲しい、私たち夫婦。 生理が1週間以上、遅れている。 下腹はチクチク痛い。 妊娠の初期症状と、生理前の症状は すごく似ていると、ネットで知識をつけたため なるべく落胆しないよう、 期待しないよう過ごしている。 仕事のストレスや疲れからか、 ここ数ヶ月は遅れがちだった。 10日以上遅れて「もしかして?」と心を弾ませ 妊娠検査薬をし 不安と安心を味わったことが何度あったか。 子どもが欲しくて期待するわたしを 「まだだよ、残念でした」と 裏切るかのように 律儀に、

          絶望の淵と働くということ

          絶望が、押し寄せる。 ふとした瞬間に。 どうして働かないといけないのか。 生きるため? それならいっそ死んでしまえないか、と いつまで続くのだろう。 早く子どもを産んで育てて 役目を終えて、静かに死にたいと 生き急ぐ。 仕事が唯一 承認欲求を満たしてくれるものだと思ってた。 わたし を わたし として 評価をしてくれるもの。 誰かの妻でも、母でもなく わたし として 受け入れてくれるもの。 なのにどうしてこんなにも 嫌になるんだろう。 お金を稼がなければ

          絶望の淵と働くということ

          許せない友だちのこと。

          中学から高校まで 仲良しの友だちがいた。 家も近く、部活も同じで お互いに親友!とまではいかないけど まあ仲は良く、2人でも遊ぶ間柄だった。 中学生のとき、手汗がすごいという理由で 彼女は部活内で避けられた。 私はその空気に従うでも争うでもなく 部活ではその状況に無視をし 2人でいるときはなにも気にせず 相変わらず遊んでいた。 ある意味、周りのいじめのようなものを 気にしていなかったし 逆にそれでいいと思っていた。 成人式の日だった。 家が近かった私たちは 一緒に行くこ

          許せない友だちのこと。

          結婚したい私と決めきれない彼とドゥーブルフロマージュ

          2018年2月。 せっかくの彼との北海道旅行。 わたしはひとり、小樽を歩いていた。 マンションの更新月が、迫っていた。 更新するとそこから2年間は住むことになる。 彼と私は付き合って数年、 そろそろお互い良い歳で このタイミングで一緒に住んで結婚、が 正直理想だった。 だってあとまだ2年も待つのかよ…が本音。 結婚しちゃう? 軽めの逆プロポーズ。 この時点での彼の答えは変わらずだった。 「まだ、できない」 まだ、とは、はて。 いつまでも、煮え切らない彼。 いい

          結婚したい私と決めきれない彼とドゥーブルフロマージュ

          幸せへの耐性

          私は不幸好き、だと思う。 とにかく幸せであるということが不安なのだ。 ありがたいことに食べていける仕事があって 住む場所もあり、夫もいて きっとこの平凡はいくつもの奇跡でできており いわゆる「幸せ」なんだと思う。 ただ幸せそう、だと他人に言われると そんなことないよ わたしなんて全然、と むしろわたしが幸せなんてすいません、と 思ってしまうことがある。 そして無理に不幸要素を探してしまう。 「わたしなんて、転職何回もしてるし」 「兄弟が多いせいで、親の愛なんて感じて生

          幸せへの耐性

          料理をする、という概念

          学生時代からずっと パティシエになりたかった。 きらきらして見ているだけで 胸が躍るような感覚。 ケーキ屋さんの扉をあけたときの 誰でも無条件に包み込んでくれるような バニラやバター、焼き菓子の優しい香り。 泣きたくなるほど好きだった。 誰かのために、いちからなにかをつくる 美しさと、食べたら消えてしまう儚さに惹かれた。 作るのが好き、なことと 仕事にする、ということを 結びつけてしまったら 趣味がなくなってしまうのではないかと いま考えるとなんだそれ、と言われそうな

          料理をする、という概念