楽していいじゃない、にんげんだもの
私は今まで2~3回転職をしている。
普段から、働くってなんなんだ、とよく考える。
周りには色んな人がいる。
フリーランスで働いている人。
会社から独立して同じ業種を自営で始めた人。
私が特に羨ましく思うのは、
そうやって組織に縛られずに仕事をしている人たちだ。
組織に属さない以上、すべての責任は自分に降りかかる。
仕事がなくて食べていけなくなるかもしれない。
けど、好きな場所で、好きなスタイルで、
仕事ができるというのがすごく羨ましい。
最近良く思うのは、
苦労して大変な思いして働くのが偉い、
みたいな時代もう終わっただろ?
ということだ。
いろんな便利な技術があるこの時代、
多少コストかけてでも、
いかに楽に効率的にモチベーション下げずに働くか、
みたいなのが大事じゃないか?
いつまで「そんなのはいかん」みたいな思考してるつもり?
「そんなのはいかん」の理由が、
今までこうしてきたから、
こうすれば済むから、
などの理由である場合が一番たちが悪い。
仕事で楽を追求するのは悪いことじゃないと私は思う。
成果が同じなら手段は楽なもののほうがいいに決まっている。
誰だってそうだ。楽な方がいい。
無駄削減、効率化にもつながり、いいことだろう。
しかし「楽=悪」のような考えの人々が、
世の中にはまだたくさんいる。
自分たちはこうしてきたから。…で?
苦労が美徳。…いやいや。
こういうもんだから。…どういうもんよ?
楽になれば、空いた時間で他のことができる。
残業も減って、早く帰れるようになる。
楽になれば、精神衛生もクリーンになり、
結果仕事でのいいパフォーマンスにだってつながるのではないか?
面倒な作業があるなら、
自分で自動化効率化を目指してプログラミングするもよし、
なにか便利なパッケージを導入するもよし、
そんなたいそうなことをしなくても、ちょっとした工夫と、
「変える勇気」でどうにかなることだってたくさんある。
テクノロジーを使わず「人」が補えばいいと思ってる人たち。
古いぞその考え。
人が大変な思いをすればできるのは当然。
いかに楽に、今と同じもしくはそれ以上の成果を実現するか。
大事なのはそこだ。
こうすれば済むから、ではない。
もっと楽をしなければならない。
本当にやり方はそれしかないのか?
その作業自体、本当はなくてもいいんじゃない?
コストは掛かるかもしれない、
でも費用対効果で見たらどう?
働く、とは傍(周り・他者)を楽にする、
とよく言われるが、
意味は少し違えど、傍を楽にする前に、
まず自分が楽をしなければならない。
傍を楽にするのはそれからだ。
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