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【在宅フリーランス】#24 緊張!クライアントと初打ち合わせ | 事業サイト制作中 | Studioとの付き合い方を再考
こんにちは!
最近やっと暑い日が少なくなり、秋(冬?)の到来を感じます。
わが家では1歳になった息子の成長がめまぐるしく、自宅のあらゆる場所が危険になったり、不便を感じることが多くなりました。
通っている保育園からも距離があるので、徒歩圏内へ引っ越しするべく、情報を集めたり、内見をしているところです。
手伝いをしている実家のお店では、母が脚の手術で入院のため臨時休店することになり、駆け込み客や迫る納期で忙しかったです。
ばたばたと慌ただしい中ですが、10月の活動報告を書いていきます!
医院サイトPJ(クライアントワーク)
先月キックオフしたPJを進めています。
わたしの担当範囲は情報設計・ワイヤーフレーム制作・Studio実装です。
ディレクターさんから要件を聞き、参考サイトを集め、情報設計をしながらワイヤーフレームを作りました。
サイトマップ→
ディレクトリマップ(テキストベースでのコンテンツ整理)→
ワイヤーフレーム(ビジュアルでのコンテンツ整理))の順で行いました。
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クライアントとの打ち合わせ
キックオフから1ヶ月、ついにクライアントさまを含めてオンラインで打ち合わせをすることになりました。
正直、ど緊張でした•••
前職のコーダーでもクライアントさまの前に出る機会はまったくなく、webサイト制作の仕事としてはじめての経験だったのです。
限りある時間で、(webサイトについてプロではない)クライアントさまへ「どういう意図でこの構成にしたのか」ということを、言葉を選びながら、わかりやすく説明するのが難しかったです。
また、クライアントさまの意見を汲み取るのも苦労しました。
緊張の精神状態だと、言葉がすっと頭にはいってこず、焦れば焦るほど英語を聞いているようでした•••(終わってめちゃくちゃ反省。ディレクターさんが間に入って補足説明をしてくださって助かりました。)
何回か打ち合わせをするうちに、わたしに依頼をくださったディレクターさんとクライアント様の関係性も見え、クライアントさまも優しい雰囲気なのでリラックスして会話できるようになりました。
どうやったら緊張せずオンライン打ち合わせができるようになるのか考えましたが、やはり経験(場数)。
前提として、すでに知り合いの方or初対面にはよりますが、自らアイスブレイクの機会をとり、お互いリラックスして打ち合わせに臨みたいです。
そのほうが精度の高い打ち合わせになるはずです。
テキストライティング用の準備
打ち合わせをもとに、適宜ワイヤーを修正しながら、サイトに入れるテキストの準備にはいりました。
基本的に、クライアントさまにベースとなる文章を用意していただき、それをこちらでリライトしていく流れです。
実はこのフェーズ、webサイト制作のクライアントワークをする上で「みんなどうやって進めているか謎•••」と感じているところでした。
どんな”順序”で、どんな”ツール”を使って、エリアに必要な”内容”と”文字数”を、クライアント様にスムーズに用意していただくのが効率的なのかわからなかったのです。
しかし!心配性なわたしは、数ヶ月前にこの疑問についてデイトラやひろクリギルドのコミュニティ内で相談していました。
そしてフリーランスの方にいくつかのアイデアを聞いていたのです。
(みなさん、苦い経験をもとにいろんな工夫を凝らされていて、ここ結構鬼門なんだ!というのがわたしの感想。)
ついに来た今回の本番では、ディレクターさんからのありがたい指南もあり、下記の手順で進めました。
1)ワイヤーフレームの各エリアに番号をふる(Figma/プラグイン使用)
2)番号をふったワイヤーフレームをページごとにPDFで書き出し、ひとつのPDFファイルにまとめて、クライアントさまへ共有する(Acrobat使用)
3)Googleスプレットシートを用意し、サイトのベージごとにシートを作る。各ページのエリア番号も列挙し、クライアントさまに記入していただきやすいフォーマットを作る。
(項目:エリア番号・文章の意図・文章ボリュームの目安(例文)・クライアントさま記入エリア・ステータスプルダウン)
4)スプシをクライアントさまへ共有→随時記入していただく
5)記入いただいた文章をリライトしながらWFに反映
6)未記入のものや、不明点はステータスを目印にして、適宜リマインドしながら埋めていく
ちなみに、クライアントさまはwebに特段詳しい方ではないので、どんな方法で共有するのがスムーズか?は悩みました。
例えば、わたしたちが普通に使っているFigmaは、お客さまにとっては知らないアプリで、共有するためにユーザー登録が必要だったりすれば、忙しいお客さまの負担になってしまいます。(※Figmaで共有するのはユーザー登録不要、メールアドレスのみでOK。素晴らしい•••!)
なので、わたしが作ったワイヤーフレームは、世間的に親しまれているPDFで共有しました。Adobe CC契約であれば、Acrobat proの機能が使えるので、共有用URLも簡単に発行、Figmaのようにコメントを各所に残せ、コミュニケーションもスムーズに行うことができました。
Googleスプレットシートも、わたしにあまり使用経験がないものの、「どういう構成ならクライアントさまにとってわかりやすいか?忙しい中でスムーズに入力してもらえるか?」の視点で調べながら作りました。
わかりにくいフォーマットだとせっかく入力してもらっても、結果的に使えない情報になってしまったり、修正のために何往復もやりとりするのは、自分にとっても大変•••
このように、やりとり方法やツールを自ら選んで提案できることが、フリーランスの良いところなんですね!
購入した参考書籍
前回の記事で、web制作のためにいくつかの本を読んだという話をしています。
基本的に、読みたい本は図書館で借り、その中で「これは手元に置いておきたい!」「もっとじっくり読みたい!」と思えたものを購入することにしています。
借りて読んだ本の中で、こちらを購入しました。
クライアントさまがSEOを気にされている様子だったので、Studioでのサイト制作であってもSEO対策は万全にしたいと思い、参考にしました。
わたしがはじめてSEOを学んだのは2020年ごろ、そこからSEOの常識がどのように変わったのか、最新の情報を体系的にインプットしたかったのです。
いちばんやさしい〜シリーズなので、初歩向けか?と思いましたが、読んでびっくりとても中身の濃い実践的な内容でした!!!
(SEOってもうPC版サイトからスマホ版サイトが対象になってたんだ•••ふむふむ。)
あらゆることをAIに聞く時代になった今も、ブラウザで検索することがなくなったわけではないので、「SEOはできる限り対策したサイト制作にしたい!ノーコードでも諦めない!」という思いで燃えています!
図書館での貸し出し2週間じゃ、ぜんっぜん読み切れる内容じゃないので手元に置いてじっくり読んでいます。
最新のSEO事情を知りたい方には1冊で網羅できる本かな、と思うのでおすすめです。
自身の事業サイト制作
(Studioリニューアル発表・不具合対応)
先月の記事で、自身の事業サイト制作をやり直した、と書きました。
「なんでもします!」とストライクゾーンを広げるだけではなく、自分がどんなサービスを販売できるのか、誰にどんな形で貢献できるのか(したいのか)をもっと明確にしないと誰にも刺さらないと思ったからです。
サービスは次の3つに絞りました。
Studioを使ったサイト実装代行
オリジナルwebサイト制作
そのほかビジネスに必要なデザイン制作(名刺やチラシなど)
「設計・構築を考えたStudioでのサイト制作」をメインに。
自分のキャリアから考えても、デザイン制作より「実装」を強みにしたほうがいいと考えました。
これらサービスを検討している中で、Studio公式から大規模なリニューアルが発表されました。
この改定により、今後公式テンプレートがどんな立ち位置になるのか、制限が強まった感のある各プランの使い所、エディターはどんなふうに変わるのか、まだ不透明なところもあります•••
また、10月はわたしが制作・運用している両親のお店のサイト(Studio製)が不具合で閲覧できなくなる、という事態が起きました。
困った・・・
— chico (@chico_work) October 5, 2024
STUDIOで独自ドメインで公開してるサイトが、プライバシー保護されてない表示で閲覧できない。
チャットサポート連絡したけど、土日休みとあるのでいつ対応してもらえるのかな・・・焦る。https://t.co/5SQ1JW7JsI
原因は、古い仕様だったSSL証明書がうまく更新されなかったことで、セキュリティが脆弱なサイトだと警告が出てしまいました。
こちらではどうすることもできなかったので、Studioサポートへ相談しましたが、復旧までに2日かかったのでとても焦りました。
家族のサイトだからなんとかなったものの、これがクライアントワークで制作したサイトだったら?と思うとゾッとしました•••
(「わたしじゃどうしようもないです」と言うのはお客さまに通用しない。)
正直、Studioという”ツール”に依存して制作をしているリスクを感じてしまいました。(それも含め、サービス内容も少し変えた)
だけど、わたしはStudioという”プロダクト”のファンなので、今後の改良やアップデートに期待しながら、頼れる相棒として事業をしていきたいです。
事業サイトは現在下層ページのデザイン中!
11月中に実装に入りたいと思います!
マガジン 「くらしのデザイン」更新中
不定期更新しているマガジン、10月は2本更新しました。
わたしが手帳好きなのもあり、いわゆる「手帳会議」が行われる秋に合わせて、手帳に関する記事を書きました。
どちらも大好きなことを語っているため熱量が高いです。そのため、仕事をしながらとなると2本を書き上げる&イラストを描くのがやっとです•••
本当はもっとシンプルな構成にして、サクサクと更新したい気持ちもありますが、わたしの性格上(言葉が多い、説明多い)どうしてもこうなりますw
でも読んでくれる仲間に「読み応えがあって、参考になる!読むと充実感ある!」と言ってもらえてとてもうれしかったです。ありがとうございます。
記事を読んで、5年日記にチャレンジされた方もいらっしゃるので、頑張って書ききってよかったです。
次はなにを書こうかな?と考える時間も楽しくて、いい息抜きになっています。
どんなにささやかでも、継続的に発信をするのは自信になるし、見てくれる人との繋がりになるし、なにか新しい事業のきっかけにもなりやすいので、いいことがたくさんある気がします。
それでは、今回もここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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