夜が嫌い
母が再婚した相手は当時母が勤めていたパチンコ屋の主任でした。
とても優しい人で、初顔合わせの時から再婚するまでの数ヶ月、毎回会う度に手紙をくれました。
それが本当に本当に嬉しくて、すぐに大好きになりました。
でも母は、その人との再婚が決まってからは度々家を開けるようになったので嬉しいことが増えた分、寂しいことも増えました。
1人で時間になったら寝て、1人で朝起きて1人で学校に行く。
最初は夜更かし出来て嬉しかったけど、夜は寂しくて寂しくてたまらなかった。
今もその感覚が残ってる。
だから夜に1人でいるのは嫌いだ。
CHICO