他人に服を選んでもらうことについて。
やってしまいました。
ちょっともやもやする形で服を沢山買ってしまいました…。しかも大物も込み。
なので懺悔します😭
今年の9月までに買った洋服は3着。基本的には手持ち服を着倒すと決めていたので殆ど悩まず過ごし、もう十分かなと思った服は手放すサイクルで数を減らすことに専念してきました。
とはいえ秋冬(特に冬)はどうにかしなきゃな~と思っていました。既に去年着倒した服感が強いものが大半なので色褪せたり毛玉が取れなくなってきてるし、マタニティ体型では着られない服ばかりなのです。
そこで私は禁断の手を使ってしまいました。なんと…長年お付き合いのあるスタイリストさんに相談してしまったのですね!!
勿論あきやさんが「自分の服を他人に選ばせる」ことを推奨していないのは覚えていました。ただ丁度別件でコンサルサービスを申し込んでいたので、出来心で「これから着られる服でなにかいいのがあれば…あと端境期のアウターも軽く探してます」と言ってしまったのです。
この発言は自分的には「去年と同じくいきなりウールコートでもいいかな~、まぁなんかいいのがあれば…なければないで…いいのあれば試着させてもらえたらいいな」程度の軽い話のつもりでした。その辺りのテンションも伝えたつもりだったんだけど、そんなこと言ったらスタイリストさんは一生懸命探すよね。お仕事だから顧客の要望に全力で応えるよね。これが全ての間違いだったのです。
ということで当日、サロンには彼女セレクトのマタニティ服とアウターを20~30着位揃えてくれていました。
勿論買えとは言われないし、試着だけでいい、コーデのバランスを覚えるだけでいいと言ってくださるんです。購入はあくまでも気に入ったものがあれば…というスタンスで、多分私が選ばなければ彼女は返品するか、他のお客さんのスタイリングに使用するのでしょう。とはいえ個人サロンでここまで用意してくれていたら私の性格上買わないとは言いづらくて…。
最終的に10着ほど用意していただいたアウターの中から一番いいなと思うものを1つと、マタニティ~授乳服の中から好みかつ体型が戻っても自然に着られそうなものを4着選びました。
それぞれ似合うし特にマタニティ服は産後も普段着として着られそうなものばかりで気に入ってます。なんなら既に大活躍しています。でも一番大物である春秋コートは似合ってはいるものの袖が長すぎるので輪ゴムとか仕込んで調整が必要な感じ。元々はデパートのSサイズショップで買おうかと思ってたからちょっと予定とは違ったのです。悪くはないんだけど…。
とはいえ実際着てみたら、ジレにもなるタイプだからめちゃくちゃ使いやすかったんですよね。自分で選ぶより少ない労力で、自分で選ぶより似合うものに着地した感じ。だけど他人に選んでもらった中から選んだ服、というのがどうもね…。生殺与奪権を他人に渡してしまったようで後味が悪いと感じるようになっちゃってた。
実は今までもこのサービスは散々利用してきたし、特に自分に似合うものが分からない時代はとても助けられてきました。プチプラ中心にトレンドをおさえて提案してくれるのでそのまま着るだけで80点くらいは取れていたし、着回しできるようなラインナップにしてくれていたのです。独立前からアパレル業界に数十年いらっしゃる方なので私が考えるよりよほど完成度の高いコーディネートを組んでくれていました。PCや骨格だけではなく私のキャラクターや生活に合う形のものを提案してくれていたし。今でもそのサロンの月額サービスに入って情報を仕入れてるし、お勧めされたものを購入することもあります。
とはいえメルマガで得た情報を基に試着したりするのと選んでもらった服の中からどれを買うかを選ぶのって似てるようで全然違うんだな~と思いました。1年ほどお会いしない間に私が変わってしまったんだな。
あと彼女は「いろんな服を着てみないと自分に似合うものなんて分からない。沢山着て、いらなくなったらどんどん入れ替えればいい」というスタンスなのですが、それが私と合わないなと感じるようになってきていました。
今の生活にバリエーションはほぼ必要ないからね。あと今後は私の服をもっと減らしていきたいから考え方がちょっと違うかも。これは子育てで服が汚れるようになると変わるのかもしれないけど…。
勿論とても適切なアドバイスをくれる方なので、彼女のおかげで自分が似合うものが大分可視化されその中で好みやなりたいものが見えてきたのは間違いないのです。
例えば私はTheoryみたいなシンプルかっこいいテイストに憧れるのですが、LookBookのまんま着るとただの地味な人にしかならないの。色なりデザインで多少は個性が入っている必要があるんですね。なので例えばコートやジャケットなら、ノーカラーや小さめ襟よりも襟が大きめについている方がしっくりくるし好きなんです。こういうのは彼女と一緒にいろんな服を見て試着したことで指摘してもらい気づけたことなので、たまに客観的な意見が聞きたくなってしまうんですよねぇ…。
だから今後は美容系を中心にコンサルしてもらうことにして、特に自分の好きなお出かけ着や大物は自分で選ぼうと思う。