人生初の落単が決定した件
愉快ですね。
筑波大学2年のきちんとチキンと申します。学類は知識情報・図書館学類(klis)です。
先日、とある科目で成績の半分を占める最終レポートを提出することが出来ず、人生初の落単が決定してしまいました。
その科目はklis開設のもので、例年30%弱の落単率を誇り、去年に至っては40%以上もの受講者が落単した伝説の(?)授業でした。
履修をするかどうかを決める前にはこの事実を知っていたのですが、何故か調子に乗って取ってしまいました。とても後悔しています。
とりあえず、まあ、興味のある方なんていらっしゃらないかと思いますが、私がこの授業を落単することになるまでの流れを時系列で見ていきましょうか。
9月下旬【履修登録】
上でも書いた通り、klisは学類開設の授業の各年度の成績分布表を公開しており、その科目の落単率の高さも知っていました。
しかし、それでも半分以上は単位を取得することが出来ているし、上位半分に食い込めば何とかなるだろうと考え、履修登録をすることにしました。
それに、どうしても無理そうだと感じた時に履修取り消しを期限までにやればよかったですし。
10月【授業開始】
というわけで授業を受け始めたわけですが、リアルタイムの授業とはいえ朝早くからではないしほとんど聞いてるだけだし(たまに指名されるけど)課題もそんなにきつくないなという感想を(※勝手に)抱きました。
授業内容も当時は割と興味のある分野だったので、履修を継続することにしました。
そこまできつくはなかったので、落単率の高さに疑問を抱いたりもしましたが、リアルタイムで出席しない人たちが落とすからなのかな~などと(※勝手に)解釈しました。
11月【履修取り消しが出来ない】
おっと、一気に不穏な気配がしてきましたね。一体何が起きたのでしょうか。
簡潔に言うと、成績に結構影響するらしいレポート課題を提出することが出来ませんでした。(え?)
締め切りの30分後とかに完成したので(おい)そのままメールで出せばよかったのですが、ここで謎のこだわりを発揮して(遅延してるからもう少し直してから提出しよう)などと考え、結局3日後とかにメールで出しました。遅い。
で。結局、受理されませんでした。
アホですねえ、、
流石に3日も遅れて出したものは受け付けるわけにはいかないとのことでした。そりゃそうだ。早く出せばよかった。
というわけで、やっぱり履修を取り消したいなと思い始めたんです。成績に結構影響するレポートが0点となると、それ以外での挽回は難しそうだなと。
しかし既に履修申請の期間は過ぎていたので、履修申請変更願、通称"スタンプラリー"を施行して提出しなければなりませんでした。
で、色々ネットで調べるんですが、ここで衝撃の事実が発覚します。
我々の学類では履修申請締切後の削除は認められていない、とのことでした。
うわあああああ!!(ダメージ5万)
そんなわけで、私に残された道は「がんばってそれ以外で挽回してとにかく単位取得を目指す」のみとなりました。
まあでも授業全部出席してるから平常点は大丈夫だろうし、最終レポート頑張れば耐えるやろ、、という甘い考えを持ち、この時点ではまだまだ余裕ぶっこいてたのかなあと思います。
12月【最終レポに向けて】
12月に入り、授業も山場を迎えました。第7回あたりからは最終レポに直接関係のある内容の説明がなされ、授業を聞くだけでなく自分でも演習をする必要がありました。
でも、やらなかったんですよね。
授業自体も録画が後で公開されていたのでリアルタイムでは真面目に聞いてませんでした。しかも結局後で聴こうともしなかったという。
いくらなんでもやる気がなさすぎます。少なくとも課題提出に一度失敗した人間のすることではないですよね。
12月中旬【最終レポート締め切り】
で、最終レポの締め切り前日になって課題で必要となるソフトウェアをインストールしていました。
それも学外だとVPNが必要だとかで慣れていなかったので結構時間がかかり、きちんと内容に取り組めるようになる頃には当日になっていました。
そこで気付くんですが、これ授業でやった演習やらないと天才とかではない限り最終レポートに取り掛かれない。しかもめっちゃ時間かかりそう。事態が思った以上にヤバイということが分かってしまいました。
ここで初めて「落単」の二文字が脳をよぎったのを鮮明に覚えています。
演習が出来なくても出さないよりはゴミレポを提出して単位をかっさらうことも考えたのですが、ゴミレポを出したとて前の課題未提出があるんだから単位はどうせ取れない、ましてやこの授業は鬼の落単率、というわけで目の前が真っ暗になりました。
というか、ゴミを錬成する能力も自分にはありませんでした。
結局、最終レポートは未提出ということで、落単が決定しました。
あ~あ、、、
そして今に至ります。
【感想】
単位を落としたことに対する感想。
ああ、GPAが下がるなあ、親にも怒られそうだなあ、悲しい、、
くらいですかね。それ以外の感情は特にないです。
落単をした主な原因としては、やる気の無さから来るスケジュール管理の甘さだと思います。授業をリアルタイムで聴いてなかろうが、もう少し早くから課題に取り組めば落単することはなかったはずです。どうしても分からなければ学類の友人に聞く時間の余裕もあったと思います。
まあ、普通に考えてデメリットが多いので、落単はしない方がいいです。
でも、落単率は高いけどどうしても取りたい授業があって、頑張ってみたけどやっぱり落単した、とかならむしろ素晴らしいことだと思います。落単でも自分の身になってるならとてもいいと思います。
私は頑張らなかった結果順当に単位を落としたので、全然良くなかったです。やっぱり結果はともかく頑張ることには一定の価値があるんだなって気づかされました。これからは落単しないようによく考えて行動しようと思います。(浅い結論)
以上です。ありがとうございました!( ・ω・) ㌧