“良薬は口に苦し”だから漢方は良薬だろう

漢方って苦いです。結構苦い。
苦いっていうか、独特な味がします。
削りたての山奥にある木の味がします。



いや、山奥で木を削って食べたことなんてないですけどね。
でも、“the 草木”という味がします。

“良薬は口に苦し”って聞くので、漢方は効くような気がします。
「こんなに苦いんだから、さぞかし効くんだろう」という、プラシーボは若干あると思います。


苦い薬だと効く感じします。
ラッパのマークの正露丸もそうです。
あれは苦いというより、臭いですけどね。
あれだけ臭かったら、かなりの効果を期待してしまいます。
手で触っただけで臭いがつきますからね。
相当クサイです。くっさいです。

ただ、正露丸は、その期待に答えてくれます。
ちゃんと効きますね。
絶大な信頼を得ていると思います。





先週で勤務先の小学校の夏休みが終わりました。
夏休みなどの長期休みとなると、学童クラブは朝から晩まで。
今年の夏も大変でした。


去年は喉風邪を引いてしまい辛かったですが、
今年は風邪なしケガなしで終えられて良かったです。




…と言いたかった。

最終日を目前にして、まさかのケガ。
右膝を強く打ちつけてしまい、重度の打撲。

ケガしたときは、アドレナリンが出ていたからか全然痛くなかったのですが、帰宅してからかなり痛みました。

見てみるとパンパンに腫れてる…汗
膝が曲がらなくなってしまいました。


とはいえ翌日も、仕事(夏休み最終日)。
歩けないわけではないので、なんとか出勤しました。

生まれたての小鹿状態で、ヒョコヒョコ歩いて行きました。
通勤がいつもより倍の時間かかりました。




すみません、盛りました。
1.3倍くらいの通勤時間でした。



なんとか夏休み最終日を終え、翌日病院へ。

正直「どうせ打撲でしょ」と思って病院行くか迷いましたが、もし骨折で後遺症が残ったら…と考えると、やはり診てもらうべきと判断しました。


レントゲン撮られ、超音波で診られ、触診され。

結果は…打撲でした。



だよねーーー。
って内心思いました。

塗り薬と漢方を処方されました。




そう、漢方を処方されたのです。

ツムラの漢方89番。
「治打撲一方(ジダボクイッポウ) 」。

見てください。この漢字の羅列。
いかにも効きますって感じします。
いかにも効きますって漢字してます。

“治打撲”っていうくらいだから、打撲を治すためだけに生まれてきたんだろうなぁって思います。


もちろん、削りたての木の味がします。
でも、それほど嫌でもないです。



慣れもあるのでしょう。

実は学生時代に、ニキビ治療で漢方を飲んでいたことがあります。


50 荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
58 清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)

の2種類が処方されました。
もう、この漢字の羅列をみたら「いかにも苦いです!」って感じしますね。

朝晩に飲む、顆粒タイプの漢方。
そのまま薬みたいに飲んでもいいのですが、お湯に溶かして飲むとなお良い、と言われたので、溶かして飲んでました。

コップ4分の1くらいにお湯を入れ、2種類の漢方を溶かしてブレンドします。
そしてコップ8分目になるまで水を入れぬるま湯にして、一気飲みします。


一年くらい飲んでました。
効果は…どうなんでしょう。ちょっと良くなったかなぁ、ぐらいですかね。
私のニキビ菌が強すぎたのかもしれません。汗

「漢方は長く飲まないと効いてこないからね。飲み続けて体質から変えていくんだよ。」
と、お医者さんに言われました。





そう。
長く飲み続けないと効いてこない。
体質を変えていく。

と言われました。


ってことは、今回の打撲は…

漢方の処方、違くないですかーーー?
一週間しか処方されてないですよーーー
一週間じゃあ体質変わりませんよーーー!!!

と、つっこませていただきました(内心で)。


でもまあ、よくよく考えると「89:治打撲一方」は打撲のための漢方で、打撲したときに痛みを軽減させるために日頃飲み続けるわけではないと思います。

打撲なんかいつするかわからない、そんな時のために何年も漢方なんて飲み続けられませんよね。

漢方も種類によって、即効性があったりするかもです。
面白そうです。
まあ、深く調べようとはしません。



まだ膝は痛むので、早く治ってほしいです。











打撲だ僕。

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