三角筋の機能解剖学

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今回は、三角筋の機能解剖学をまとめて解説していきます！

■ 三角筋の起始・停止

起始：前部　鎖骨の外側１/３　　　
　　　中部　肩峰
　　　後部　肩甲棘

停止：上腕骨中部（外側の三角筋粗面）

三角筋は、鎖骨から上腕骨の中部に付く「前部」、肩峰（肩の先にある骨）から上腕骨の中部に付く「中部」、肩甲棘（肩甲骨で隆起している部分）から上腕骨の中部に付く「後部」の３つに分かれています。

筋肉の起始と停止を近づけることを機能といいますが、三角筋は３つの線維それぞれ起始が違うため、異なる機能を持ちます。

筋肉は、またいでいる関節以外は動かすことができないので、三角筋は、肩関節(上腕骨)の動きが主な機能として存在します。

・肩関節の機能 → 屈曲、伸展、内転、外転、内旋、外旋、水平伸展、水平屈曲

この中のいくつかの機能が三角筋に備わっています。