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【オリジナル】 平行筋と羽状筋って何?

筋肉は、身体を動かす「エンジン」としての役割を担っていますが、このエンジン(筋肉)には、タイプ・特徴があり、それぞれ構造が異なります。
これは、速筋や遅筋のような性質の違いではなく、筋線維の配列そのものに大きな違いが存在しているのです。

今回は、筋の形状による機能解剖学的特徴を考えていきます。


■ 「スピード型」と「力型」の筋配列

筋線維の配列により「スピード型」と「力型」の2タイプに分けられます。

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筋肉といえば、イラストのように中央部が太くなっているイメージが多いと思います。この形状の筋肉を「平行筋」といいます。または、紡錘状筋。
この筋肉は、筋線維が1本ずつ長軸に対して、文字通り「平行」に走行しています。これが「スピード型」の構造になります。

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これに対し、筋線維が1本ずつ少し傾いて斜めに走行している筋肉を「羽状筋」といいます。これも文字通り、鳥の羽のような形状のため、この名称になっています。これが「力型」の構造になります。(この羽状筋の中でも、細かく見るともう少しタイプの違いが存在しています)

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