うつわ、コンタクトレンズ並み
10月8日火曜日。
今月と来月の火曜日は19時までのシフトで長丁場。今日は普段作業しているものとは別注の特別な分の作業が入り、いつもと違う工程にスタッフは混乱気味、指示やフォローをするわたしの頭も混乱する。珍しく一日中上司と2人体制だったのが何よりの救いだった。
明日もなんとかなりそうね、と作業が終わり、上司と地下鉄に乗りオフィスに向かい社内ミーティング。わたしが担当している場所とは別のオフィス担当チームでは問題が発生中で、わたしが思っている困りごとなんて全然大したことないことを知る。とは言え、わたしが先週金曜日にうおーーーー!!!わたしは!なんで!こんなことをする為に、この仕事を選んだわけでは!と頭を掻きむしったことに関しては、みんなにも話してみた。「社会人として」とは何て偉そうなんだろう。その「社会」とは健常者(強者)が作った社会で、そこで通用する為には、このように振る舞わなければならないと教えるとは、なんて傲慢なんだ。と言うこと。社長含め仲間3人は黙って聞いてくれた。わたしの目を見て静かに聞いてくれるこの環境は、きっとかなりありがたい環境なのだろう。すべてを思う通りにはできないけど、それでも少しずつでも変えたい。後で中華料理をつつきビールを飲みながら社長は「さっきの刺さったよ。いつも別の視点をくれるからありがたいよ」と言ってくれた。
しかし、時間は少し戻ってミーティングを終了しようとしたタイミング、問題続発中のオフィスを主に担当をしている同僚が「相談したいことがあって…」と小さく手を挙げた。来月でも再来月でも良いからほんの数日このオフィスから離れたいと声を震わせる。ああ、この1時間半(人のこと言えないが社長の話は長い)ずっと潰れそうな気持ちを抱えてミーティングに参加していたのか…。と思わずわたしも泣きそうになるがダメダメと我慢。そんなの早い方が良いに決まっているので翌日から3日間みんなでシフト調整してすぐに実行しようと計画をまとめる。イェーイ明日は14時上がりだー!と思っていたわたしも終日シフトに変更。担当が逆だったらわたしも多分そうなってた、チームで支え合いたい。ここは踏ん張り時だ。
10月9日水曜日。
急遽、オフィス担当の同僚がわたしの担当場所に3日間研修(と言う名の気分転換)に来ることになっての初日。わたしの担当現場は今日もイレギュラー作業の続きで、想像以上のてんやわんや。昨日以上にわちゃわちゃ。当たり前だが、何も勝手がわからない同僚のことを放置するわけにはいかないと思いつつも、ゆっくり考える暇もない。あっちからも、こっちからも呼ばれ、気付けば勝手にそこ進めたらヤバーい!というところが進んでしまっていて、それをやり直して…などで昼休憩に行けたのが14時過ぎ。もうお腹が空いてヘトヘトでイライラして全てを投げ出したくなっていた。休憩中も質問が来たりと休まらない。やっと夕方スタッフが全員帰り、社内に共有した日報は同僚の話を聞きながら書いた故か帰りに読み返すと日本語がめちゃくちゃ。どんよりする。こんな時に限って電車でわたしの目の前に座ってる人だけがいつまでも降りず、座れず、ぶっ飛ばしたくなる。目の前の人が降りないことでこんな気分になるなんて、わたしの精神状態は相当乱れている。思えば今朝は夫が独りごちた悪態で目が醒めたので、朝からメソメソしていたのだった。Instagramで占い師の友人が上げていた投稿を見て、いくつかメッセージをやり取りして少し心が救われた。占い偉大。今日はもう頑張らない。帰宅するとソファに寝転がり久しぶりに東京03のコントをYouTubeで観てみたのだが全然元気にならなかった。そういう効能は無いらしい。夫が帰宅し、いそいそと近所の中華料理店に行く。暖かいサンラータンメンを食べながら、昨日今日の仕事の話をしてだいぶ気持ちが安定した。もう今日は何も頑張らないと思ったけれど、洗濯物をちゃんと畳んでから寝た。
ここ2日はそんな感じです。
しんどかった。