アメリカ在住お母さん、BTS出演『僕らの音楽』を妄想してみる
チチです。
ジョングクのCharlie Puthカバー『We don’t talk anymore 』を初めて聴いた時、開始5秒でイヤホンを床に叩きつけ、枕に顔を埋めて力一杯殴りました。もう正気を保てません。大袈裟でもなんでもなく脳みそ震えて恐怖でした。あんな吐息の多さは重犯罪です。あのウサギさんクレイジーです。
BTSオーバードーズ気味のお母さんは、ラジオから流れるヒットチャートは男性なら「ジョングクカバーでイケるかどうか」、女性なら「ホールジー的なコラボがイケるかどうか」という謎フィルターを通して聴くクセができてしまっています。
それが高じて近頃は、もしも自分が大好きだった『僕らの音楽』のプロデューサーなら、BTSメンバーにどんな日本語曲を歌わせるか、と言う、これまた謎目線の高さ、かつ生産性ゼロのしょうもない妄想で頭がいっぱいです。
ひとまずパンパンになった脳のガス抜きも兼ねて、ボーカルライン4人にこれぞという渾身のリスト作ってみたのでここで公開したいと思います。ラップラインに関してはヒップホップに疎いのと、基本的にラップは母国語で言いたいこと言ってもらうのが一番だと思っているので、今回はお休みです。
尚、番組の特性上、「カル群舞」等の要素も封印となります。
【チチP版・僕らの音楽、楽しみ方のコツ】
♬〜 →例のサックス音を脳内再生してみてください
草： →草彅さんの声で読んでみてください
テテ
♬〜
草：トップバッターは、ポメラニアンのヨンタンを溺愛しているという、Vさんです。
テテ一曲目『ワインレッドの心』安全地帯
テテは玉置浩二さんを聞いているらしい、とTwitterで読んだ。ずいぶん渋いなと思ったがこの玉置さん見てイケる確信を持った。お顔だって近からず遠からずじゃないか。テテはLV提供のダークスーツ着用の上、スタンドマイクでパフォーマンス。
その人懐っこい性格には対談相手の玉置さんも「V君、いい青年だよね」とご満悦。
テテ二曲目『接吻』オリジナル・ラブ
光沢感のある柄シャツに着替え、ハンドマイクに持ち替えてもろて。これ自信ある。自分、天に召される自信ある。セクシー過ぎて放送コードに引っかかった場合に備え、ヨンタンとの共演による「あくまでもヨンタンとの接吻」バージョンも収録済み。
ああ私ってなんて敏腕プロデューサー。
それにしても玉置さんと田島さんもたいがいで、これらの曲が発表された当時まだお二方とも20代半ば、今のテテより若いくらいとはおったまげである。歌モーレツにうまいわセクシーだわで改めて感じるその音楽怪獣っぷり。でもきっと表現力の権化・テテなら原曲の力を味方につけて自分の世界を創り上げるはず。
草：次回、VさんによるSuchmos『STAY TUNE』もお楽しみに。
ジミン
♬〜
草：続いては釜山の高校舞踊科に主席で入学したという経歴を持つ、ジミンさんです。
ジミン一曲目『ぼくたちの失敗』森田童子
鎖骨チラ見せ黒ニット着用の上、着席での歌唱。舞踊科主席のナレーションの意味。でも高音で泣かせる森田ジミン絶対最高だよ。
ジミン二曲目『Anytime smokin’ cigarette 』globe
ジミンへのリクエストはたったひとつ「釜山全開」。スペシャルゲストのRMがマークパンサー部分を担当。BTSモンペプロデューサーの強権発動で、ご本家とのコラボという番組コンセプトは完全無視。
対談のお相手には、磯野貴理子さんをキャスティング。ジミンと一緒にPermission to Danceを踊って大感激の貴理子さん。
ジミンへの選曲はかなり悩んだ。あの唯一無二の独特な声で上書きできる曲がなかなか思い浮かばず。途中そっか、女性ボーカルまで広げたら良いんだと気づいてようやく糸口が見つかった次第。結果、高音、がなり、しゃくり上げ？ボーカルジミンの美味しいとこ全部もらえそうなイイ線ついたと思う。
草：次回、ジミンさんによる椎名林檎『ギブス』もお楽しみに。
ジン
♬〜
草：続いては、WWHなのに笑い声は窓拭き、BTSの長男ジンさんです。
ジン一曲目『U.S.A.』DA PUMP
暗めの曲が続いたのでソクジンさんはかっ飛ばし担当。世界観を忠実に再現するため、DA PUMPメンバーで一番肩幅広そうなKENZOさんにお借りしたバーバリーシャツと赤パン衣装を着用。
ジン二曲目『強い気持ち・強い愛』小沢健二
育ちの良い王子様、がジンさんとの共通点である（？）小沢健二氏。Dynamiteもビックリの明るい曲だから衣装はKENZOレンタルのままで大丈夫。いやダメか。とにかくここはニコニコハッピー全開でお願いソクジン。
ジンさんといえば日本語曲での発音の良さ、明瞭さがメンバー随一。だから滑舌の良いISSA氏がハマるのか？ならばユンギをラップに持ってきてのif…とかも悪くないな。ユンギによる、俺の行く末密かに暗示する人Honey！聴いてみたい。
もしかしたらジンさんの真骨頂はバラードなのかも知れないけど、韓国語の素敵ソロ曲も沢山持ってるし今回は明るさを全面に出す方向で声を張っていただこう。
余談ですが、お母さんはDionysusで高音と低音行ったり来たりするパートのジンさんが狂おしいほど好き。
草：次回、ジンさんによる光GENJI『パラダイス銀河』、B’z『ultra soul』、シャ乱Q『ズルい女』もお楽しみに。
ジョングク
♬〜
草：ソロのラストを飾るのは、筋肉うさぎ改めカンガルーのジョングクさんです。
ジョングク一曲目『I LOVE…』Official 髭男dism
一度で良いから見てみたい、グクがイレギュラー！叫ぶとこ
ジョングク二曲目『Stand by you』Official 髭男dism
ここにきてジョングクにヒゲダン一択とかプロデューサー手抜きしてんなと思われそうですが違うから。この曲グクとARMYで一緒に歌ったら泣けるほど楽しくて幸せだと思う。
人間界におけるカンガルー代表ジョングクのボーカル、コアラ代表の藤原くんによるピアノ演奏も美しい、極上笑顔の癒しコラボレーション。
音楽の素養は全くないプロデューサーなので、例えばこの曲の最高音域はhiDですとか言われてもちっとも分かんない。だから私は一生懸命、ユーフォリアー！イレーギュラー！マイエーブリシーング！ユーニッバース！って2人の高音部交互に叫んでみるという方式を試し、確信した。
藤原くんの歌はグクにハマりすぎる。最後の恋煩いとか、115万キロのフィルムやらせても絶品間違いなし。超高音に転調転調でカバー難易度横綱級と思われるヒゲダンソングでも、あの末っ子はサラッとやってのけるはず。
草：次回、ジョングクさんによるASKA『はじまりはいつも雨』もお楽しみに。
エンディング
♬〜
草：最後に世界のBTSボーカルライン4人が揃って、こちらの名曲をカバーします。
エンディング『伝えたいことがあるんだ』小田和正
これは中居さんのドラマ込みで号泣必須の名曲だから。中居さんまたドラマやらないかな。演技お上手ですよね。
おっと曲の話だ。
これ当初は意図してなかったけど、歌詞の中の君、をBTSに置き換えてもARMYに置き換えても大丈夫そうでカバー曲としてあまりに優秀だった。
ザッとですが歌い出しジミンからで、サビをグクジンで割るのがいっかな。ジンのシルバーな小田和正はエモーショナルで良さそう。締めはテテにお願いしよう。
ってさ
パート割をもっと細かく熟慮するために、歌詞をプリントアウト、YouTubeで小田さん流しながら、歌い出しの「伝えたいことがあるんだ」の横にジミン、ってメモったところで、シャーペン投げ捨てたから。だってお母さんちょっと疲れてきた、アンド気づいてきた。
人生、他に考えないといけないことが沢山あるってことに。
年齢バレバレの選曲で若いARMYに全く喜んでもらえ無さそうだから視聴率取れないだろうし。
そもそも僕らの音楽もうやってないし。出もしない、歌いもしない曲のパート割クソ真面目に考えるとか不毛にも程があるし。
でも！それでも私は楽しかったです！ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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