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かわべ先生とみんなの楽しい学校に入学した話


イベント発表

2023年の12月25日、先日遺影2023を撮ってくれたかわべ先生のイベントが発表された。

かわべ先生とは2023年2月まではWEAVERというバンドを組んでおり、解散後は小説家兼写真屋さんとしても活躍されている河邉徹先生のことです。

1限目 「おすすめ絵本の紹介A」
2限目 「写真教室A」
3限目 「小説表現のワークショップA」

(今思えばなんでこれAなんだろう。次はBなのかな)

相談して友人と絵本の紹介と写真教室に応募してみようか、となった。
絵本というとやはり子どものイメージなので
独身限界オタク4人で絵本紹介に応募するのって大丈夫なのかな、と少し心配していたけれど

大人のみでもご参加いただけます。

募集要項より

という言葉を信じて応募してみることにした。
余談だがこの発表があった5日後の12月30日、
我々は忘年会で予約の取りにくい焼肉屋に行っており、
毎回店頭で次の予約を取っていくので、
次は打ち上げも兼ねてかわべさんの教室がある日にしようか、と2/17に予約を入れた。

(オタクは2ヶ月先の予定のない休日に予定を入れられない生き物(優先すべき何かが入るかもしれないので))

そして1月に入って応募して、見事に落選してただ焼肉を食べる会だけが残った。


この日の焼肉もうまかった。

そんなわけで1〜2月は映画カラオケ行こ!という映画にハマり、気づけば10回以上映画館に足を運んでいた。(まだ観てない方は必見です。アカデミー賞取ります。)

結局当たったのは3月の写真教室だけだったけど、
SNSでキャンセルの募集があり2名で絵本教室にも参加できることになった。(このときばかりはSNSに依存していてよかったね。)

おすすめの絵本の紹介

持っていくものは自分のおすすめの絵本。
自宅にあるのはティックブルーナ展で買ったボリスの絵本のみだがとりあえず持っていった。

ぼりすそらをとぶ(左下)

おすすめの絵本の紹介は10時から。
朝が早い…。
TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIに足を運ぶとぬるっとかわべ先生が現れてシェアラウンジに入るための入室カードのようなものを渡され、
飲み物を一つ選んで部屋に案内された。

入室すると、WEAVERのライブに行っていた時現場で会うと挨拶していたTwitter(新:X)のフォロワーがお子さんと参加されていて驚いた。(自分の人生はあまり変わった感じがしないので知り合いのライフステージが変わっているのをみると時が経っているんだなとひどく実感し驚いてしまう)
人数内訳としては大人8:子ども2で、
付箋のようなものに名前を書いて授業はスタートした。
まずはかわべ先生のおすすめの絵本の紹介から。
かわべ先生自身も今1歳のお子さんを子育て中でその経験談やかわべ先生の読み聞かせのようなものを交えながらの紹介だった。
紹介された絵本の中で

「ぺんぎんたいそう/齋藤槙」
娘がぺんぎんの真似をするようになってかわいい
「もこもこもこ/谷川俊太郎」
娘が擬音語を繰り返していうのが可愛い

のような話もあり、
独身の私はもうすぐ4歳になる姪っ子もぺんぎんたいそう好きだったなあ。真似していたなあ。もこもこもこでにょきにょき!とかいうたびにキャッキャッと笑っていたなあ。と姪っ子で共感して懐古しながら聞いていた。

そして中盤は参加者による絵本紹介。
皆思ってきたよりちゃんとおすすめの絵本を持ってきているし紹介している…(当たり前)
残業続きで展示会以来絵本の中身を読んでなかった自分は完全に内容(オチ)を忘れてしまっていて
ディックブルーナが来日した時に外ですごい雨風の中傘さしてる人を見たのがこの絵本の元になった、という裏話だけで行こうとしたのを後悔したし、なぜか自分が紹介のトリだったのも最悪だった。
かわべ先生がおすすめした絵本を音読してくれたり、適度につっこんだりして場を持たせてくれたのがありがたかった。
最後はまたかわべ先生のおすすめの絵本紹介に戻り、少し雑談をしてあっという間に1時間が過ぎていった。
もしこれが大人8人しかいない中での絵本紹介だとやっぱり少し気まずかったし、独身限界オタク4人で当たらなかったのは正解かもしれない。
絵本の特性上、小説のおすすめよりも内容を噛み砕きやすいし、なんなら一通り読むのにも時間はかからないのが良いなあと思った。
あと絵本ってものすごい数があるはずで、
その中から自分の子どもに読ませるのに良いものはどれなのか、はたまた贈り物に絵本を贈るときにいいのはって迷うことがあると思う。
そういうときに今日聞いた紹介エピソードが絵本を選びとる一助になるだろうな、と感じた。

「写真教室A」

こちらは東京駅の近くが集合場所になっており12時集合なので丸ビルで11時集合してタイムアタックランチを食べてから向かうこととなった。

絶対タイムアタックで食べるようなものではないパスタ
〜ハーブスのケーキが食べたかったから〜


外での撮影なので天気が重要となってくるが、今回は晴れ、ただし強風のため、
「こういう日は良い写真は撮れません!」
と断言していたのがよかった。

今回は初心者向けの授業だったので普段からカメラをマニュアルモードで撮っているような人なら当たり前に知ってることだったのかなと思う。
私は姪っ子を撮るためだけにミラーレス一眼を買っており、今はすぐに会いに行ける距離にいないので持て余している常時オートフォーカスカメラマンなので、今回の授業はとても学びになった。

今回はポートレートがテーマだったので、参加者7人で撮影者と被写体を交代しながら屋外で撮っていった。

2人で参加した場合はお互いで撮っていくので、たとえば友だち同士で参加するのであれば片方がカメラを持っていなくても貸して1つのカメラで撮るということも可能そうだった。
知らない人同士で撮り合うのハードル高いとか被写体になるのはちょっと…などと懸念することもあるかもしれないが、かわべ先生がはいじゃあ次あなたね、って淡々と交代させていくし撮影者にアドバイスしたり被写体もう少し左にとか間に挟んで言ってくれるので安心して欲しい。

今回は撮影→教室に戻ってレタッチを学ぶと言うことで、RAWデータも保存する設定にして以下のポイントを押さえながら撮影していった。

①後ろに奥行きを持たせる
②逆光の方がいい写真撮れる
③前ボケを入れる

私はかわべ先生推しの友人(WEAVERのメンバーの中で比率で言うと誰を1番推しているか、みたいなことで、私はベースの人が好きだった)と参加したので、それを知っているかわべ先生が私が撮影者、友人が被写体になっている時に

友人:眩しい〜><
かわべ先生:逆光って普通眩しくないはずやねんけどな。俺という存在が眩しいねんな。

といって笑わせてきた。

一人一人に声掛けしながら会話を交わしていって、誰かが一人になるような感じでもないのがよかった。
また、比較になるようにこちらが撮った構図と同じ構図でかわべ先生も撮影してくれた。

教室に戻ってのレタッチ作業はかわべ先生の端末にその日データを取り込んでそれをモニターで共有するのだが、まだ教えてもらってないときにふざけて撮っていた写真やフォルダ構成も容赦なく写されるため、映したくないものは消しておこう。(マイクロSDでもSDでも取り込めました)

LightroomとPhotoshopなどで編集していくときにここをこうしたら明るくなるよ、部分的に彩度を上げ下げすることもできるよ、レタッチで好みのプリセット(露出上げて彩度上げて…みたいな設定)を保存することもできるよ、など、普段かわべ先生が実際にやっているレタッチ作業を見ていった。

かわべ先生に教わったことを生かして、私が撮った友人の写真を編集前と編集後で並べてみる。
今回顔だけ明るくすることもできるというのが自分にとっては天啓だったので、それを見せたいが、もちろん顔は隠すのでペイントでどのくらい変わったか見て欲しい。
①後ろに奥行きを持たせた写真

後ろに奥行きを持たせた写真(編集前)
後ろに奥行きを持たせた写真(編集後)

お分かりだろうか。顔色が段違いに違うのが←

②逆光で撮った写真

逆光で撮った写真
〜後ろの都会っぽい風景を添えて〜
(編集前)
逆光で撮った写真
〜後ろの都会っぽい風景を添えて〜
(編集後)
逆光で撮った写真
〜ちょっと上から撮ってみようかbyかわべ先生〜
(編集前)
逆光で撮った写真
〜ちょっと上から撮ってみようかbyかわべ先生〜
(編集後)

③前ボケを入れた写真

前ボケを入れた写真(編集前)
前ボケを入れた写真
〜後ろの車と人も消してみました〜
(編集後)


こんな感じの講座がドリンク一杯付きで
おすすめの絵本紹介が1時間2,000円
写真教室が2時間4,000円だった。
とても楽しかった。
今回小説はアホがバレると思ったので参加を見送ったが、この文章をエモくさせる講座とか、
風景写真を撮る講座、iPhoneで上手く撮る方法、みたいなのがあったら参加したいなと思った。

次の講座は未定だが、かわべ先生のSNSをチェックしておこう。

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