もみ殻燻炭づくり
微生物舗装に使う材料の1つ、もみ殻燻炭。
竹炭よりも細かい隙間に入っていき、微生物の住処になります。
ただ、これをつくるのがけっこう大変なんです!
材料は以下の通り
もみ殻(今回は8袋)
燻炭器
スコップ(かき混ぜる)
レーキ(もみ殻を山にする)
水(最後の消火にかなり使います)
だいたい1反の田んぼから3袋分ぐらいのもみ殻が出ます。
もみ殻はもみ殻袋に保存しているのですが、それが大きい!
軽トラに載せるのが1人ではやっとです(笑
今回はこれが8袋。いけると思ったのが間違いでした。。。
燻炭器(下の写真中央の煙突のやつ)2つをセットして火をつけます。
火が安定してきたら、もみ殻をかけます。
めっちゃ煙が出るので、まわりが畑や田んぼのところでしかやらない方が良いです。
今回はにこにこ農園さんの畑をお借りしました。
燻炭づくりをした後の畑は、野菜の育ちも良いとか。
焼却炉の近くが野菜が育ちやすいという話もあるそうで、それと同じ原理なのかも。
30分から1時間ほどして、表面が黒くなったらかき混ぜる。これを繰り返します。
今回時間がかかりすぎたのは、量の問題もあると思いますが、頻繁にかき混ぜすぎたことも原因なのかなと思いました。
結局全部が燻炭になったのが夜10時。そこから消火に2時間かかり、結局終わったのが0時過ぎ。
朝8時半に開始したので、16時間ぐらいかかりました。
ずっと火の番をしている必要はありますが、作業自体は30分~1時間に1回かき混ぜるだけなので、近くでパソコン仕事をしたり、本を読んだり、瞑想したりと、他のことと組み合わせるとちょうど良い感じです。
にしてもめっちゃ時間がかかりました(笑
先日お邪魔した小田原では、ドラム缶のもう少し厚くて強度があるものに入れてつくっていました。
消火の仕方がとてもスマートで、使う水の量がとても少なくすんでいました。じょうろで水をかけて荒熱を落とした後に、ビニールで空気を遮断します。
このやり方なら、だいたい一回の時間の目安も立ちますし、なにより消火に必要な水が少なくてすむ!
出来上がりの量はだいたいもとのもみ殻の6割ぐらいになります。
次回以降はこのやり方を参考にしてやってみたいと思います~
石井光
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?