君の水道を止めたい
間違い、勘違いが大好物です。
別に誰かを嘲笑いたいわけじゃなくて、自分の恥ずかしかったこともあるけど、少し時間をおいて眺めると、人類のチャーミングなとこのひとつでもあるよな、と思うのです。
で、僕の奥さんの最高の勘違いがコレ↓
「お、来週1日だけ、分散登校だって」
— 小田晃生 / Kohsey Oda (@akiranama) April 15, 2020
僕が確認した、息子の小学校からのメールの話。これが発端で、今朝、僕は久しぶり心の底からゲタゲタ笑いました。
少し経って、奥さんが
「ねえ、さっきのムーミン登校いつだっけ?」と尋ねるのです。
さらにこう言いました。
「あっ違った、プーさん登校だわ」
どういう思考回路で間違ったかが透けて見えるところがたまらない。
僕の奥さんは非常にポテンシャル高い人なので、今後も見逃さず聞き逃さずにいきたいと思っています。秀逸なものは許諾を取って紹介いたします。お楽しみに。
(ちなみに記事タイトルは娘5歳の名言。青春恋愛映画のはずが、一気にしみったれた空気感に。血筋か。)
他に、僕の好きな間違い&勘違いエピソードのひとつに、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の「ジゴワット」事件があります。
ドクのセリフの中で、車型タイムマシン、デロリアンでの時間旅行に必要なエネルギーは「1.21ジゴワット」と説明されますが、これは実は「ギガワット」の間違いだったそうです。まだ当時は「ギガ」という言葉があまり一般的じゃなくて、脚本の時点で表記が「ジゴワット」になっちゃってたらしい。でも、逆にレトロSF的な魅力に昇華されてるんじゃないかなと僕は思えて好きな話です。
それと、最近話題ですが、福井県立図書館がサイトでまとめている『覚え違いタイトル集』が...素晴らしく楽しい。タイトルや作者名を間違って問い合わせされた内容を見ることが出来ます。良企画。
宮崎智之くんの『平熱のまま、この世界に熱狂したい』もエントリーされてますね。ちょっと羨ましいぞ。
人の頭脳は、雰囲気で好き勝手に補完しようとするから面白い。言葉の「記憶スケッチ」ですね。
そういえば、'08年にアルバム『発明』をリリースしたとき、某サイトの新譜紹介で「小田晃生ニューアルバム『成長』」って紹介されてて、もちろん修正してもらったのだけど、なんか勿体ないくらいそっちのほうがインパクトあるな...と、深く心に残った間違いでした。曲名も色々変だったんだよなー。スクショ撮っとけばよかった。