フラナガニスト

マイク・フラナガンという監督の映画を観たことが無いなら早く観たほうがいいぜ。
M・ナイト・シャマラン好きをシャマラニストと呼ぶらしい。僕はシャマラニストだし、フラナガニストである。

最も好きなのは、やっぱり『ジェラルドのゲーム』。素晴らしい名作。この作品をきっかけにフラナガン作品を探り、観るたび好きになったし、今年は『真夜中のミサ』も最高だった。
ホラーとサスペンスを土台にしながら、どこか優しく、丁寧で、悲しく、そして容赦無い。通底してるそのバランス感覚が好きなのかもしれない。
しかし、フラナガニストが故に、「...あれ?なんか...ちがう...」というときがある。最新ドラマ、『ミッドナイト・クラブ』は、なんか違う。『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』を途中でリタイアした時の感じと似ている。リズムが鈍重というか、どうも乗れない。相変わらず目は光るのだが、どうも“似て非なるもの”という感じが拭えない。グルメな人々は、行きつけの店の味が変わると分かるそうだが、そんな感じだろうか。店は同じなのに、なんとなく、シェフが交代してるような感じがする作品だ。
とは言え、ファンであることは変わらない。こういう勘が働くほど好きなものがあることが嬉しい。マイク・フラナガン氏がエゴサというものをするかはわからないが、流石に日本語カタカナではしないだろうから、英語でも一筆書いておこう!

I'm a huge fan of Mike Flanagan's movies! I 'm a Flaganist!

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