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2021年の12ヶ月を振り返ってみる④ 10月〜12月

はい、とっくに年が明けてしまいましたが、
2021年の振り返り最終回です。

10月。
この月は、担当している小学生の国語の授業に毎年登場している作家たちの短編を読んでいる。それぞれに印象深かった。

まずは、永井龍男の「胡桃割り」。

そして、竹西寛子の「蘭」。
(しかしこれは現在なかなか手に入らない。Kindle版出ないかな。)

佐多稲子の「水」。

直接テキストに出てきたわけではないのだけれど、関連して読んだ。
「水」は大人になってから読むと一層、
淡々とした描写のなかからどうしようもなくにじみだし、そして最後にあふれ出す哀しみがたまらない。
でも、その哀しみを半ば無意識に「止めて」、人はまた生きるのだ。
こういう「人」の姿を私も表現できるようになりたい、と思う。

11月。
4月から担当してきた小学校受検対策ラスト。ほぼ休みなし。
そして歌のほうも10~11月は大きな仕事の〆切が重なっていた。
がんばった・・・・・・。

そのうちの一つはnoteにアップしているよ。

そんな中で10月から少しずつ観て完走したのが(おいおいおい)
「賢い医師生活」!!
観て。
もうそれしか言えない。

毎回笑って、そして泣いてました。
すみません、韓国ドラマのイメージ、
「冬のソナタ」で止まってました。なめてました。
毎回、ほんとぼろぼろ泣いてました。

そしてそして!
11月は盟友である遠藤由季の第3歌集『北緯43度』が出た!!

一緒に第一歌集の出版記念会をやってから、もう11年になる。
遠くまで来たねえ、私たち。
私は彼女がいたからなんだかんだとここまで歩いて来ることができたのだ。
本気でそう思っている。
彼女といっしょに歩いてきたなかで、「ロクロク」の仲間とも出会えた。
これからまだまだ、どこまでも行こうねえ。

12月。
小学校受検終了。
子どもたちみんな本当によくがんばった。
「たのしかった!」と言って帰ってきてくれたあなたたちを、
私は心から誇りに思う。
お父さん、お母さんたちも、本当にお疲れさまでした。

12月は、歌友「ぐら氏」と「X氏」のRadiotalk番組、
「たんか趣房~酒と短歌と女とおんな~」に3回に渡ってゲスト出演させていただいた。
エッセイ2編朗読。

3人で話しているけど、
話してる場所はバラバラです。はい。
自分たちでこんなふうに番組が作れるなんて、本当にいい時代だよねえ。
1年の締めくくりに、とても嬉しい時間でした。

はい、と、いうことで!
つらつら書いてきた2021年の振り返り、
これにて終了です。
お読みいただいてありがとうございました。

今年もよろしく!


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