チカノベの仕事道具 POPライター編
前回に続いて、チカノベの仕事道具を紹介!今回は、主な収入源の、POPライター編!
前回の記事リンク↓
チカノベのPOPライターのお仕事で描いたイラストについてのリンク↓
まず、以前アナログイラストでPOPを描いていたときに、バリバリ使っていた道具を紹介!
高級色鉛筆。ヴァン・ゴッホの水彩色鉛筆 60色。水に溶けます。元々は学生の頃に、水彩画を描きたくて、安かったので少ないお小遣いで購入。
本来は、1万円前後し、ピンキリですが、当時の相場の半額より少し高い、6458円で購入しました。
水に溶けるのは、最初に買ったときの購入の決め手ですが、これが欠点のひとつにもなるとは思っていませんでした。
POPライターの仕事では、水彩画を描かないため、エアコンの届きにくい室内では要注意です。
汗が垂れると、色が滲んでしまい、POPがだめになってしまうことも、練習中の頃は1回くらいありました。
売場に貼る際は、ラミネートするので、今のところ問題はありません。
ホットスナックや冷蔵ショーケース、冷凍の棚など、あらゆる売場に貼りましたが、絵の見栄えが悪くなった記憶はありません。
もうひとつの欠点は、消しゴムでは消せないこと。黒はよく消えますが、それ以外の色は、一度描くと、なかなか消せません。
失敗したら、取り返しがつかないことが多く、仕事が嫌になった原因のひとつでもあります。
まだ欠点があります。色の選択肢です。
60色なので、色の表現の幅が広そうに感じますが、パステルカラーがほとんどないのが残念です。
色の表現がきかないので、仕事が嫌になることもありました。パッと見、緑、青、赤、茶が豊富に見えます。
ピンクがないのが、非常に残念で、赤や紫を薄く描き込んだり、消しゴムで薄くしたりしました。
上段の真ん中あたりに、ピンクっぽいのある風に見えますよね。これ、紫ですよ!
画像暗くてわかりにくいですが、ほら。紫です。いちばん、見た目の通りの色ではありません。
よく使う色は、これらの色です。
淡い黄色(ネイプルスイエローライト)は、好きな色でもあり、食品にも多い色なので、短くなりすぎて、使用を控えています。
パンの白い部分や、クリームなどの色によく使用しました。もったいなくて、白っぽいパンを描くのを諦めていました。
赤系は、値段を書くのによく使いました。POPの勉強中、値段が赤で書かれていることが多いと思ったので、真似して赤で書いています。混ぜています。
オーカー系(濃い黄色系・オレンジ系)は、カステラやパウンドケーキ、メロンパンといった焼き菓子、ポテトチップスなどによく使用しました。
茶色系は、パンの焼目やチョコレート系のスイーツ・お菓子などに使用していました。
淡いグレー系は、クリームや餅、ミルクなどによく使用しました。色を使わずに、白い紙のままだと変なので、これで濃淡をつけています。
次に、筆記用具。よく使う筆記用具が、ゼブラペン、万年筆、ネームペン、定規、消しゴム。消しゴムはカスみたいに小さいため、写す価値なし。
ゼブラペンは、文字の下書きに使います。最初の頃は、絵の縁取りにも使っていましたが、2023年以降は縁取りしなくなりました。
チカノベは、シャーペンはクルトガしか使えない人でしたが、大人になってからクルトガ以外も使えるようになりました。
ボールペンは、ほとんど出ません。POPをラミネートした際、切り取るときのガイドラインを引くのに使っています。
今は、インクを交換し、仕事場の提出物などの記入に使用していますが、インクの出が悪いですね。困りました。
万年筆、ネームペンは、文字をなぞるときに使います。万年筆は、雑誌の付録で漫画を描くのが本当の用途です。
万年筆では、細い字や細かい字を描くのに使います。小回りは利きますが、滑りが悪くて、失敗することもよくあります。
ネームペンは、大きい字や太い字、商品名を書くのに向きます。極細しか使いませんが、たまに細を使うこともあります。
次に、下敷きです。今時の大人は、下敷きなど使わないと思いますが、何を書くにも下地がないと書き心地が気持ち悪い気がします。
黒い印字が擦り切れています。裏表にデザインされていますが、裏面を上にして描くことはないので、裏面の画像は省きます。
これから、今現在使っている仕事道具をお見せします。
PC、デジタルペン2、キーボード。アイビスペイントでPOPを描くのに使用。
日本電気株式会社製品の、あまり新しくない機種で、2024年6月某日購入しました。総合的に見て気に入ったため購入しました。
購入の決め手については、こちらのリンクをご覧ください↓
POPの仕事がデジタルに変わってから、仕事に関して憂うつになることは、ほとんどなくなりました。
アナログで描くと、描いたとき、修正がきかないし、色の表現も乏しくなります。
デジタルだと、消しゴムや戻るボタンで修正ができるし、Gペンやエアブラシなどのブラシが選べます。
キーボードで文字打ちし、フォント(活字?)の文字で商品説明ができ、下手な字を書くこともありません。
憂うつにならないし、下書きを書く工程に時間がからなくなったし、字も書きなおすことがなくなったため、作業効率がかなり上昇しました。
いいことづくめですが、デジタルで困っていることもあります。デジタルならではです。のちほど説明します。
次に、バッファローのUSBメモリです。購入の決め手は、前回の記事に書いたので、気になった方はご覧ください。
アイビスペイントで描いたPOPは、イエローに保存し、印刷する際の転送ツールにも使用しています。
POPをデジタルイラストに切り替えてから、本当によかったと思えることがいくつかありました。
仕事の評価が上がったこと、失敗を恐れなくなったこと、印刷できて店舗ごとに量産できるようになったことです。
以前は、デジタルイラストのPOPを反対する(手書きがいい)意見も、店の人からはありましたが、印刷してみると、各店舗からかなり好評でした。
アナログで描くと、失敗したら取り返しがつきません。描いたあと、特に色鉛筆は、消しゴムで消しても跡が残ります。
デジタルイラストだと、消しゴムツールや戻るボタンでキレイに消せるし、対称定規や円定規などで上手な線が引けて便利です。
デジタルイラストで困っていることは、全体を修正する際、レイヤーをしらみつぶしに選択しないといけないのと、フォント選びに悩むことくらいです。
なんと言っても、印刷で量産できるのは、1枚しか描かない手描きではできないことですね。
以前は、自分の配属になっている店舗にしか飾ってもらえませんでしたが、印刷して量産し、各店舗に貼らせてもらえるようになりました。
次は、見せられませんが、店の制服。仕事場から、制服の写真は撮ってはいけないと言われているため、撮ったらだめだし、投稿も絶対無理です。
夏服は半袖のシャツ、冬服は萌え袖って感じ。今はもちろん長袖の冬服を着ます。店舗によって差があるようですね。
次も、見せられませんが、新商品が載っている書類です。クリアファイルに入れて持ち運び・管理しています。
書類によっては、ソーシャルネットワーク等の「投稿禁止」と書かれているので、それ以外の書類も投稿しないほうが無難です。叱られます。
書類の写真を見ながら、商品の絵を描いています。ただ、画像が粗いので、スマートフォンでインターネットの画像を調べて描くこともあります。
もちろん、商品情報も載っています。POPには、商品のイラストだけではなく、商品の魅力や値段ももちろんかきます。
不確かな情報や、自己判断では書いてはいけないので、書類の情報や公式サイト、他者のPOP等をもとにして書いています。
次に、PCメガネです。仕事用に緑を使用しています。メガネの名前はいくさぶろうです。
俳優ではなく、POPライターの仕事へ行くことを、〇〇(仕事場名)から出るじろう、△△(店名の略称)に行くさぶろうと言うためです。
しっかりブルーライトを反射してくれていて、いちばん頼りになるPCメガネで、度なしです。
POPライターは、チカノベの主な収入源の仕事ですが、法的には無職扱いで、お手伝い程度、賃金もお小遣い程度です。
今どきの高校生のほうが、もっといい金額もらっていると思います。日給も数百円と、小学生の月のお小遣い程度です。
今の目標は、日給800円になり、携帯料金を自分で支払い、エクシモに入り、動画配信サービスを自分の回線で見まくることですかね。
多分、収入を上げるのは、何年経っても無理です。収入が上がらない理由について取り組んでも、全く評価されないので諦めました。
それでも、少しでも賃金が上がったら、アイビスペイントの年額の会員になりたいです。
収入がもっと上がったら、課金したいアプリ(クラウドや動画配信サービスなど)がいくつかあります。
キャッシュレスやd払いもしてみたいですね。Amazonでの買い物が楽になります。
Amazonの他によく使う通販の、楽天、ヤフーショッピングはどうしよう。ペイペイは信用できないなぁ。
最終目標は月収3万円、家に1万円入れることです。今の仕事場は、2027年7月までいるつもりで、それ以降は郵便局員になりたいです。
創作、イラストが大好きで、好きを仕事にしているチカノベでした。