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初心者が1人で1反の田んぼを手で稲刈りしてみた

本日やっと稲刈りが完了しました。

今年はコロナの影響により大勢の人に「稲刈りするよ~」なんて声をかけられず、迷った挙げ句、ほぼ1人で済ませました。えっ、そんなこと可能なの?って可能でした。

昨年初めて友達の田んぼの稲刈りのお手伝いに参加し、天日干しの稲架け(はざがけ)の方法を教えてもらい、いつか自分の田んぼでもお米手作りしてみたいなぁ~なんて憧れていました。

がまさか、たった1年で夢が叶うとは。(いや簡単じゃなかったよ。)

手で稲刈りとは、稲刈り機のコンバインを使わずにノコギリ鎌を使いザクザクと手作業で行うことです。(種蒔きは2月に、田植えは5月に何人かで手作業で行いました。)

稲刈りが出来るのは、育児家事を避けた平日10時~13時半までの3時間半。約2週間の中で雨の降らない日7日間ぐらいの作業日数でした。途中から稲を束ねる技術がぐんと上がり前半の3倍ぐらいのスピードで作業が進みました。

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黙々と好きな音楽を聴きながらザクザク。気温35度だろうと気持ち良い。このザクザク感と刈り終えた後の達成感と爽快感。竹の笹鳴りやトンビの鳴き声にも癒される。

1反とは

尺貫法の面積の単位で、991.74平方メートル、300坪、約10アールです。
この10倍の10反が1町歩(ちょうぶ)(田んぼ1たん2たん、1ちょう、2ちょうと数えます。)
1町歩は、約9917.4平方メートル、約1ヘクタール。
ちなみに、お向かいの84歳の腰の曲がったおじいちゃんはコンバインに乗り1人で2町(20反)の田んぼを稲刈りしてました。老いることに勇気が湧きます。

1反でどのぐらいのお米がとれる?

品種や肥料や農薬の使用、天候、刈り取りの時期に大きく左右されますが、500~600kgが現在の平均収穫量だそうです。我が家は、4人家族で毎日4合(600g)食べます。1ヶ月半で30kg消費するので、3ヶ月で60kg、年間240kg食べています。
今回の米作りにより、家族の1年分のお米と手伝いに来てくれた友人に渡す分が余裕で確保できます。

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今日「さぁー全部刈り取り終わったー」って達成感に浸っていた13時過ぎ。

ザザザーっと、稲架け(はざがけ)が崩れました。

あと30分後には次女を幼稚園に迎えに行く時間。1組だけ竹の組み方が弱くて、稲穂の重みに耐えきれず倒れてしまいました。急いで竹を組み直し、稲穂を干し、無事に完了です。

あー早く自分で育てたお米食べたい!

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