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いま、わたしがいる場所。それはこれまでの結果と、そしてこれからへの手がかり。

心ない言葉が列挙されたメールを開けたとき。気が進まない仕事が目の前にあるとき。疲れきって誰かに抱きしめて欲しい会社からの帰り道。


「なんでわたしこんなことしてるの」

「ねぇ、こんなはずじゃないんだけど」


頭にどよんと浮かんでくる。そして、こだまする。いま目の前に直面している事柄に直面していない全ての人を恨めしく思うときさえある。人間だもの。




いまいる場所は自分の選択の結果

わたしはいま、所謂マーケティングの部署にいる。外資メーカーのマーケティングは本社が出した製品を日本で売るのか売らないのか、売るならどういう売り方していくのか。そして数字を決める。もちろん本社から与えられる数字もあるからそこを踏まえて組み立てていく。

花形といえば花形だし、何でも屋さんという都合のいい呼び方もできる。


わたしはこの部署に自分の希望でやってきた。オファーをいただいての異動ではあったものの、ゆくゆくはマーケに行きたいってずっと思ってた。

マーケの前は法律を扱う専門部署にいた。未経験の新卒で入る部署ではない。近い業界の会社でも専門の学位を新卒採用基準にしている。そこへもご縁あってわたしの希望で動いた。そこからマーケに移る時は4ヶ月くらい部署間の攻防戦があった。出したくないと思ってもらえるくらいまで頑張ってた、ワタシだった。


最初の部署、大学院、大学、中学高校・・・


遡れば遡るほど、全て自分の意志で選択して勝ち取ってきた場所なのだ。

半年前の自分は、いまのこの場所に来たくて仕方なかったのに。わたし、しっかりしなよ。なんてね。でもこの場所に来れたからこそ味わえる辛さだし、また見える景色が違う。あのときに見えてたものはまた違う世界が広がっている。



この場所に来たからこそ、次への目標が見える

マーケにきて半年。仕事も覚えて、いっちょまえに仕事を回している。いっちょまえに。周りの人間関係もだいぶ見えてきたし、面白い人も見つけた。尊敬する上司は安定している。

まだまだこれからだし、もっと経験を積んで自分に自信をつけたい。

でも、新しい環境に来れば新たにもっとこうしたいってことも芽生えてくる。欲がでてくるっていうのかな。

同じマーケでも自分の強みと興味を合わせたポジションを確立したい。

わたしって欲張りだけど、欲張りだから前に進めるのかもしれないとも思う。


心ない言葉が列挙されたメールを開けたとき。気が進まない仕事が目の前にあるとき。疲れきって誰かに抱きしめて欲しい会社からの帰り道。

そんな時は「あ〜もう仕方ないな〜」って言いながら

わたし、えらい。すごい。最高!だってこんなことにブチ当れるまで来たんじゃん!って言って優しくしてあげる。オレンジジュース飲むんだ。



いまいる場所が違うと感じるなら、それはじぶんとの会議がうまくいってない証拠。早急にじぶん会議しましょ。


#note更新 #エッセイ #はたらく女の子 #マイルール #悩んだ時の処方箋


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