「夢がないとだめ」という脅迫
久しぶりのnote、ただいま。
noteから離れている間に仕事もプライベートも慌ただしく過ぎ去って、上がったり下がったりしたけど、今日も私は東京で飄々と生きています。どれだけ自分をしっかり持っていても、周りに影響されることはもちろんあって、良いことも悪いことも同じ分だけやってくる。
少し前に1冊の本と出会いました。私が仕事(キャリア)に対してモチベーションが下がっている時に目に止まった本です。
ディスカヴァー・トゥエンティワンという出版社の代表の千場弓子さんが書かれた、現代にはびこる仕事に対しての固定概念について痛快にぶった切っている本です。決して上からマウントを取ったオラオラ系の意識高い内容ではなく、「今の仕事こう捉えたらこう変わるかも」「こういうマインドでやれば良いんだ」と気付きを与えてくれる本です。
今日もこの本をふと読んでいました。そこで目に止まった一文。
やるべきことを楽しくがんばっていれば、それなりにビジョンは浮かんでくるし、次々に目標は出てくる。
これでもない、あれでもない、と置き換えていくプロセスのなかで、自然に自分の方向性が見えてくる。
今の自分の目標がしっくりこなくて、いまいち集中できていなかった自分に大丈夫だよと言ってもらったみたいでした。いまの私は、あれもこれもと散漫してしまっているのです。でもそれって本当にやりたいことじゃないから熱中できないんだな、と自己分析していました。だって、「夢がないとだめだ」「夢に向かって頑張ることが大事だ」ってよく起業家や意識高い系の方は言ってるじゃないですか。
ビジョンをしっかり持つこと。わかります。でも普段の生活してる私にとってみたら、ビジョンを持って取り組まないと本気じゃないんだ、かっこよくないんだっていわば強迫観念のようにつきまとっていたのです。
でも、ひとまず全部かじってみたら見えてくるってことなのかも、とこのページから背中を押してもらえました。ちゃんとやっていれば、大丈夫。
いま、夢がなくても大丈夫。そんな脅迫はほっとこう。そんな脅迫があるから、自由に身動きできなくなるんだ。
SNSの時代、いろいろな人の生活や考え方をすぐに知ることができます。自分は大丈夫って思っていたけど、無意識に比べていたのですね。気をつけよう。
自分をしっかりもとう。強迫観念を作っていたのは、私だった。
私の座右の銘は「犬も歩けば、棒に当たる」
今日から、まずは一つかじってみよう。
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