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目の前の幸せに集中できるかじゃない?


先週、とある番組でマツコ・デラックスが発していた言葉が頭から離れない。




「どんなに幸せな人も必ず悩みはある。

            何かを得るのなら、何かを妥協しなきゃダメよ」



恋愛に悩む女性に対して発した言葉だったけども、わたしには何かぐさっときた。なぜかぐさっと刺さった。



キラキラな人ばっかりという呪縛

SNSを開くと、会社員をいつまで続けるのか?、転職の勝ち方、起業した人、港区民などいわゆる"意識高い"人たちがわんさかいる。街中インスタグラマーしかいないのでは?!と思うくらいキラキラした女の子も、それはもう、わんさか。


自分で彼らをフォローしているのだから、フォローを外せばいいだけなのだけど、そういうわけにもいかない。よね。だって知りたいから。わたしも上を目指して頑張りたいから。


毎日タイムラインに流れてくる彼らの情報を浴びている、ふと電車の中で見かけるちょっとおしゃれな人が全て、SNSの住人のような錯覚に陥る。


もちろん、そんなことは、ない。


分かっているけど、錯覚してしまう。わたしなんかまだまだで、全然だ。もっと賢くならなきゃ。って最高に落ち込む。

もちろん向上心を維持する燃料としてはいいのだけど、落ち込んでしまっては自分をだんだん認められなくなってきてしまう。


自己肯定感を失った人は、行き場がなくなる。



自分を見直す

正直言って世の中の90%はふつうのひと。わたしも。ふつうっていう定義が難しいけど、きっと毎日どこかで働いて、納税しているひと。よくよく考えてみると、ふつうのことを当たり前にしてるってすごいこと。上ばかり見ていると目の前の幸せに感じられなくなってしまう。


マツコが言ったこのセリフ。キラキラしていないし、現実味すぎるけどその通り。

「どんなに幸せな人も必ず悩みはある。何かを得るのなら、何かを妥協しなきゃダメよ」


妥協は決して好きではない。でも私たちには2本の手しかない。手は増やせない。



わたしなら、何かを得るなら、優先順位をつけるように生きたい。

毎度の瞬間で幸せをちゃんと受け止める。妥協はしないから、次に進む。でも一度にじゃなくて、一つずつ。



一瞬止まって、自分を見直す。


キラキラな肩書きをもつ自分になるよりも、結局目の前の幸せに集中できるか、じゃない?本当のキラキラって。



#noteはじめました #エッセイ #はたらく女の子 #日常

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