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2024秋の一日旅@千葉 前編 東京湾フェリー〜香豆珈琲

友人K氏が車を手に入れたので、記念に海まで焚き火に、のはずがあいにくの雨予報。

そんならみんなでドライブしようと、朝7時に出発。目指すは千葉の金谷である。我々夫婦は二ヶ月前に訪れたばかりで、なんかブーム来てるわ。

友人が「フェリー乗る?」と提案してくれて、まずは久里浜を目指す。途中、最近忙しくてなかなか遊べない友人M氏を拾い、8時半頃フェリー乗り場に到着。



どどんと広い駐車場、向こうに見える鈍色の海、昭和な作りのチケット売り場。カーフェリー初乗船の私、わくわくがとまらない。

フェリーは1時間に一本、どうやら前のが行ったばかりらしい。チケット売り場併設のカフェで朝ご飯を食べることにした。


一番人気のかきあげ蕎麦600円、たまねぎたっぷりで甘くて美味しい。かき揚げって油の酸化が酷いと食べられたもんじゃないけど、朝イチなので問題なし。


さてお腹が落ち着いて、出港のどのくらい前に乗り込めばいいんだろうかとスタッフさんに訪ねると、もう用事が済んだんなら乗ってよしと言う。港から船内への乗り入れは想像してたよりあっけなく、オイルの匂いのパーキングスペースから客室にあがっていくと、テーブルつきのゴージャスなボックスシートがいくつも並んでる。客室は二フロアあり、我々は高い方の先頭に陣取る。売店でそれぞれスナックを買って席に着くと、もう旅情しかない。


お喋りしてるうちに船が動き出した。灰色の空の下静かに波打つ海、雨の細かい粒に煙るような景色は悪くない。対岸の金谷まで40分の船の旅。大満足。


船を下りると雨が強くなっていた。目指すはさすけ食堂。フェリーが店のほぼ眼の前に着いたことに気づく。さて一時間待ちかな、二時間かなと思って予約ボードを見たら、なんと前に6組しかいない。なんという幸運。かき揚げ蕎麦はまだ消化しきれてないが。


さすけ定食。刺し身はアジ、カンパチ、地ダコ。アジフライ、今日は少し小ぶりのアジだった。







その後、9月に発見した面白いカフェに友人らを連れて行く。カウンターに4人陣取って店主とお喋り。そういえばこちらはコーヒーとタルトタタンの店って看板文句だが、前回も今回もタルトタタンがメニューに無い。店主に聞いてみると、11/23から始めるとのこと。仕入れてる農家のりんごの育成状況の都合なのだそう。そしてタルトは薪ストーブで焼いてるというから驚いた。そのための薪を丸太から割り出したりするんだって。二年前、裏の鋸山を三本の竜巻が襲い、山の中にはなぎ倒された木がゴロゴロしてるそうで、それを降ろしてくる手段さえあれば、、とのことだった。


じゃあ、ちょっと降ろしてくるわ。っていうのは嘘だけど、腹ごなしに鋸山散策に出かけた。


後半へ続く。

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