【東京】ひとり美術館巡り
東京でひとり、美術館を巡りました
私は「秋」という季節が大好きです。
年々、秋が短くなってきている気がしてちょっと悲しいですが、気候的に過ごしやすいところも、紅葉も、芋や栗など美味しい食べ物がたくさん出てくるところも、ファッションも、街の雰囲気も好き。
昔からずっと季節の中で「秋」が一番好きなのに、幼い頃は、友達と好きな季節の話になると「春」と嘘をついていました。謎の嘘。(笑)
秋は魅力的な美術展が目白押しな季節でもありますね。
ふと「そういえば」と思い立ち、ひとりで美術館を巡りました。
1.東京都庭園美術館
まずは東京都庭園美術館の展示へ行きました。
美術館について何も下調べをせず、いったん目黒までやってきました。
「あかり、ともるとき」
Xで話題だったので気になって来てしまいました。
ミーハー炸裂です。
美術館は10時〜。目黒に到着したのは9時半。
この空白の30分をどう過ごすか悩みに悩んだ結果、近くの公園で朝ごはんを食べることに。ファミマでおにぎりと八天堂の季節限定・さつまいものクリームパンを購入しました。
公園にはストレッチをしている女子がいて、健康的でとても良い・・と思いました。
いよいよ到着。天気が最高です。
どうやら東京都庭園美術館は重要文化財らしい…
「すごい建物なんだ」と到着してから知りました。しかも、もともと皇室のおうちだったものが今は美術館になっている。
そんな格式高い場所に1000円で入れるなんて、ありがたいです。
まず正面玄関に圧倒されます。ガラスの扉は世界で一つだけの特注品。
ルネ・ラリックさんによるものらしい。
「あれ、ラリック???なんか聞いたことあるな・・」
箱根の「ラリック事件」が蘇りました。
少し前に、さとし(妹の旦那さん)がラリック美術館に行った際、作品の美しさに感銘を受けたそう。そこまではいいのですが、感銘を受けすぎてラリックの時計をオークションで恐ろしい値段で勝手に買ってしまい、妹が大激怒したエピソードを思い出したのです。
ラリックという名から、私の頭の中で連想ゲームがスタート。
「ラリック→さとし→時計→妹激怒→売りに出す」
本当にむだな連想ゲームでした。
アール・デコ(=フランスの装飾様式のこと、幾何学的模様の装飾をもつスタイルのこと)という言葉が印象的でした。建物の細部まで美しく、フランス様式の中に、どこか日本らしさ・日本風味の香る落ち着く空間だったな。というのが行ってみての感想です。
とても楽しい1時間半だったので、また建物公開のタイミングで行きたいです。それぐらい素敵な展示でした。
2.森アーツセンターギャラリー
続いて六本木に移動して「さくらももこ展」へ行きました。
実は静岡で開催されていたときも行ったので、今回で2度目です。
静岡での展示をきっかけに、さくらももこさんって超ユニークな人だったことに気付きました。まるちゃんは好きだけど、今まで特に興味を持ったことがありませんでした。だって、あまりに当たり前の存在すぎたから。
でも、展示への参加をきっかけに、さくらももこさんという人が私の中で気付いたら「超気になる人」になってしまったんです。
さくらももこさんの残した言葉の数々から、勇気をもらいました。
特にこの2つの言葉が心に残っています。
余談:寒さにより、ZARAで急遽ジャケット購入
3.草間彌生美術館
最後は草間彌生さんの美術館へ。
螺旋階段でどんどん上がっていくスタイルの展示が面白かったです。
夏目漱石記念館のカフェで休憩
バターケーキを一瞬で食べ終えました。
詰め込みすぎたけど、楽しかった〜!
かなり予定を詰め込んでしまったので、バタバタしましたが
1日でいろんな展示を見ることができて楽しかったです。
ちょうど「アートウィーク東京」というイベントも開催中でした!
また、ひとり美術館巡りしたいと思います。