NHKのドラマって素晴らしい 再放送の心の傷を癒やすということを見て思いました
NHKドラマ素晴らしい
前に一度見た時に夢中になって見たドラマの再放送が最近あって、なんとなくあらすじは覚えていたけど、あらためて2回目見て『NHKドラマって素晴らしい』と思いました。
もともとの原作が良いからだとも思いますが、NHKドラマ製作の方が視聴者の心にグッと刺さる脚本家、俳優、撮影スタッフ、衣装、道具、(他の私の知らない仕事をする人も)をピッタリと選んで練りに練ってドラマを製作されているんだろなあと思いました。
心の傷を癒やすということ を見て
今回再放送だったからか、夜中スタートのドラマでした。私は録画して後で見るので時間は関係ないですが、こんな良いドラマを世の中の人が起きている時間に再放送できないのが少し悔しく思われました。
まだ4つの全部ドラマを見終わってませんが、本当に言葉がしみました。阪神大震災の時の避難所で精神科医の安先生の言葉が胸を撃ちます。
また
生き残ったことの苦しみ、被災者救援活動で動けない苦しみ、圧死は顔色がピンクで諦めがつかない苦しみのほか、被災者が看護師に「トイレ掃除せい」という理不尽な要求したり暴言吐いたりして震災の行き場のない苛立ちをぶつける様子など細かく描かれてます。
避難所で安先生が「何かないですか?」と尋ねると被災者の方が「何もないです。あの人精神科にお世話になっとうらしいよと噂になったら困ります」と拒絶する場面は、精神疾患に対する根強い偏見のせいでさらに自分を苦しめているようでした。だけどしばらくして安先生がいる保健室に訪れて気持ちを吐き出すことによって徐々に変化していきほっとしました。
阪神大震災から30年経った今も精神科疾患について偏見がまだまだ残っています。でも今は精神科もありますが心療内科という科もできて、たくさんの芸能人も自ら闘病をSNSで発信していたりして昔より精神科通院に対するハードルが下がったのかなと思いました。
辛い時に辛いと言えずに溜めて後で爆発してしまうこと、心の大きな傷がPTSDとなってしまうこと、嫌なことを言う人は嫌なこと言って自分を守っている場合があることなど、まだまだ途中見ですが、すごく心に刺さる言葉がたくさん出てきます。
このドラマおすすめです。
もう少しだけNHKプラスで見れると思います。
NHKの回し者ではありません(笑)