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note と 私について

始めまして。中原章伍です。

私を知っている方もそうでない方も、よろしくお願いします。
自己紹介は自分を呈示するところですよね。
初対面の人に、自分とはどういう人間かを伝える行為。

このnoteでは、簡潔に私というヒトを知っていただける。そんな内容になっています。
さらっと読んでいただけると、幸せます。


経歴

山口県出身です。
山と川、海に囲まれた自然豊かな場所で生まれ育ちました。

龍谷大学 文学部 歴史学科 東洋史学専攻卒業後、駒澤大学大学院 商学研究科商学専攻修士課程修了(商学修士)。現在は、上智大学大学院 応用データサイエンス学位プログラム修士課程1年に在学中です。

文系と理系の壁を無くすことを目指しています。
というのも、学部時代のゼミの先生が「文学部だからって、物理学や数学をやらなくていいわけじゃない。そんなの関係なしに何でもできる人間になりなさい。」という言葉を仰っていて、それがとても印象的でした。

大学から現在に至るまで人文科学、社会科学、自然科学という学問を学んできたこその知見を研究に活かしたいと考えています。

趣味

趣味については、書ききれないほどある多趣味な人間です(笑)
最近、よくやっている趣味順に5つほど書いてみようと思います。

1つめ。
最もハマっているのは「コーヒー」です。
と言っても、中学生からコーヒーを飲んでいる私にとって、コーヒー道具や豆の種類、焙煎の具合といった沼にハマったのが昨年からです。

とりわけドリップコーヒーで、気分に合う豆を選び、重さを測り、豆に合う粒度にグラインダーで挽く。そこからペーパーフィルターに挽いた粉を入れて、全体が浸かるほどお湯を加える。そして30秒ほど蒸して、再度お湯を注いでいく。
ひとつひとつの過程に意味があって、コーヒーを淹れるという行為、豆ごとの違いを味わう。というのが醍醐味でしょうか。

Blue Bottleコーヒー。この日はルワンダのシングルオリジン。

2つめ。
「絵画鑑賞」です。
"美術はココロの栄養"と豪語しているほど、絵画を鑑賞することが大好きです。
特に好きな画家はドイツ出身の「レッサー・ユリィ」です。日本では馴染のない方だと思います。
一見、一部分を描写した絵画であっても、そこには彼の人生観が表れていて、憂いのような心の闇というか。そんな部分を感じて、思いを寄せることが美術鑑賞の最大の楽しみだと思っています。

三菱一号館美術館「イスラエル博物館所蔵展」で、彼の作品に出合ったのが初めてでした。https://artexhibition.jp/topics/features/20211128-AEJ578817/

3つめ。
「一人旅」です。
中学生の頃から、青春18きっぷで近隣の県を探索するほど旅好きな私です。電車に12時間座りっぱなしでも苦にならない、乗り鉄でもあります。
ぼんやりと車窓を眺めて、そこに生きる人々の生活を垣間見る。それがなんとも幸せな時間なんです。

国内旅行も好きですが、最近は新型コロナウイルスの水際対策がとけて海外にも足を運んでいます。直近だと昨年12月に1週間ほどトルコ(イスタンブル)とギリシア(アテネ)に行ってきました。トルコは卒業論文で扱った内容でしたので、現地を見たかったというのが理由でした。ギリシアは、両親が新婚旅行で行った場所だったため、20数年前に自分の親が見た景色を自分も見たい。というのが目的地に決めた理由です。
日本と異なる文化や現地の人々と出会う。日本との違いに気づくことが、とても大切なことではないかと思っています。

イスタンブルのガラタ橋あたり

4つめ。
「写真」です。
写真と言っても、人の撮った写真を見るのも好きですが、
私は「撮る」行為そのものが好きです。
中学生の頃にお年玉で買った「ニコン D3100」が私とカメラとの出会いでした。そこからAPS-C、フルサイズ機(ニコンD7100、D810)を経て、「富士フイルム x-s10」に至っています。

ミラーレスの軽さは正義です。その上、フジのカメラは「フィルムシミュレーション」を搭載しているので、その場の雰囲気に合った写真が撮れます。いくつかあるシミュレーションの中で、私の好きなフィルムは「Astia」です。写真全体が優しくなる。下の写真がそうですが、夕刻の雰囲気にマッチするんです。

日常のある部分を切り取る。刹那だからこそ、この時は戻ることがない。
写真の持つ力に惹かれています。

近所の河川敷

5つめ。
最後は「読書」です。
好きなジャンルは、社会学や哲学の本です。

ヒトの行為に興味があるため、行動の理由となる根源的な要因を考える。ヒトが生み出した「考え」の蓄積である「哲学」は、今の自分が思っていたことを裏付けてくれる。それを知ることで、悩みが解決したり少し心が軽くかなったりと、スタビライザーのような役割を担ってくれているのが、私にとっての哲学です。
青土社から出版されている『現代思想』は、私の愛読書であり、レコメンドしたい本です。

専門分野

「大学院生は研究者である。」
これは院生時代に指導教官の先生に口酸っぱく言われた言葉です。学部から他大の院に進んだ私は、研究者の世界は甘くないんだなと痛感した2年間でした。

前置きはここまでにして、専門分野のお話です。
現在の専門、興味関心を持っているのは、データサイエンス×マーケティングです。よく言われるデジタルマーケティングの類に入ると思います。ヒトの消費行為には、様々な要因が影響しているため、行為の数値化だけに着目してよいのか?というデジタルマーケティングへの懐疑があります(ここだけの話(笑))。

なぜ消費をするのか?という心の核となる部分を定性データも含めて読み取る。南知恵子先生(神戸大)の言葉をお借りすると「トライアンギュレーション」です。私が院生の頃やっていた消費文化理論はそういう点で、消費を解き明かすことができ、有意義な研究でした。

修士論文は「ファッションと消費文化-消費文化理論に基づくアプローチ」という題目で、服飾消費に着目しています。マーケティング論だけでなく、都市社会学、社会心理学を含めて、消費を明らかにしようと試みています。
興味のある方は、下の論文をスクロールしていただければと思います。


noteに記すこと

何気ない日常あったことや、ちょっと真面目な内容を記していこうと考えています。
日常は、趣味のこと。読んだ本のこと。映画のこと。それらを通じて私が感じたことを書きます。
真面目な内容は、研究内容についてです。論文サーベイをまとめたり、データ分析をやってみたりと。至って学術的な部分です。

オンとオフ、双方の部分について、ゆるくも時にはしっかり書く。
私の大好きなスタンスを表す「ほどよく、がんばる」を体現したnoteになればと思っています。

長々と書きましたが、最後までお読みいただき、ありがとうござました。


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