急に誰かが亡くなった時のお話
突然でしたが、姪の彼氏が事故でなくなったと連絡がありました。
1、誰かが亡くなった時、まわりにして欲しいこと
今回、姪の彼氏が亡くなったと姉から連絡があったのは、実家でみんなで集まる時にもちょこちょこ来てくれていて、知らない人ではないからだと思います。
泣きながら姪から電話があり、母である姉は心配で、1人暮らしをしている彼女のところへ向かいますと、連絡をくれました。
かける言葉はありません。
それで、良いのです。
ただそばに誰かがいることが大事。
母である姉が行くのは至極真っ当なこと。
わたしも同じ立場ならそうしたと思うから。
とにかく姪は悲しくて哀しくて仕方がない状況だと、思うから泣くなり、怒るなり、感情のまま気持ちを出せる相手に感情を出していけば良い。
姉はただただそばにいるだろう。そして、お腹がすいたらご飯を一緒に食べて、眠くなったら寝て、生活を整えていくこと。
残された者は生きていくこと。
まわりはそれを支えること。
2、誰かが亡くなった時、まわりにして欲しくないこと
少し話はかわり、先日次男の同級生のお父さんが亡くなりました。
死因は不明。奥さんから聞いた話では突然死と。
同級生なので、近所です。朝から警察が家に来ていたそうで、子供たちは中でもちょっとした噂になりました。
私は葬儀には参加しました。亡くなる数日前に会ってお話していたこともあり、驚いたこともあり参列させていただきました。
その後、そこの同じコミュニティの中からいろいろな噂が流れました。
「自死だったのではないか」
という話と共に、葬儀などに参加していた方から死因は?と何度も聞かれることもありました。
なんだか、それにイライラしてしまいました。
周りがいらない詮索をすることが、めぐり巡って奥さんの耳に入ってしまったら?どれだけ、真実を周りが知ったところで、死んでしまったことにはかわりない。
家族には死んでしまった事実だけでなく、周りの声で2度死んでしまう(もしくは殺されてしまう)様な事態を起こしかねない。言葉は悪いがセカンドレイプ的な。
亡くなった方と、その家族と、自分との距離感を意識して欲しい。
他人だからこその見守り方を大事にして欲しい。
3、急に亡くなった人の話をする
私のいとこは同じ歳なんですが、イギリスで亡くなりました。
急過ぎて訳がわからなかった。
急に調子が悪くなり、病院に運ばれて、亡くなった後もしばらく病院にいた様な話でした。
亡くなってから火葬まで、半月以上かかってました。
この間、一年たって、ようやくお骨になった彼に会えました。
異国の地で最期を迎えるとは思ってなかっただろうなぁ。こんな感じで、亡くなるなんて、誰も想像してなかった。
急に亡くなってしまうって、驚き。
ショックだった。
そして、その最期の時につい想いを馳せてしまう。
悪くないよね。誰かが亡くなった時、悲しみを悔しさを感情を、言葉では上手く表せないけど、どうにかして表現すること。
忘れないためでもなく、ただ癒されるためでもない。時々思い出して、噛みしめる。
急に亡くなるって、本当心にズンっとくる。
でも、間違いなくこの世の中にある唯一の絶対は「誰もがいつか死ぬこと」だと思う。
死ぬことの定義とか考えちゃうとまた変わるかもですが、それはまた別のお話。
では、本日はこれくらいにして。
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