中学生の私、ついに親に捨てられる①
いつも見ていただきありがとうございます。
これまでもなかなかハードな内容でしたが、中学生になり、より一層環境は過酷になっていきます。
まさにタイトルの通りなのですが、
掘り下げていこうと思います。
本題に入るまでは長くなりますが、お付き合いください🙇
まだ小学生編をみていない方は、そちらを見ていただければ流れはスムーズかと思います。
母の彼氏に会わされる
過去の投稿に書いたように、私の母はほとんど家に帰ってきていません。
私と妹はずーーっと母の帰りを待っていました。
毎日何回も電話して、留守電になって、たまに思わせぶりな「帰るね〜」なんてメールを見て2人でそわそわと外で待っていましたが、帰ってくることはありませんでした。
妹は大泣きで私は妹をなだめていました。
たまに帰ってきた時にはずっとべったりで、トイレにまでついていっていたのをよく覚えています。
母はほとんど返事はなく、夜になるとどこかから電話がきて、またいなくなりました。
そんな母が最近よく連絡がとれるなと思っていたある日、「私の職場の上司とごはんでも行かない?」と連絡が来ました。
私と妹は、母とごはんに行ける嬉しさで喜んで支度をしました。
そこに現れたのは50〜60代の、当時の私たちから見ればかなり大人の知らないおじさんでした。
私は喘息もちでしょっちゅう発作を起こしていましたが、おかまいなく煙草をふかし、母に運転をさせ酒を飲み、言葉遣いの荒い知らないおじさんです。
子供ながらになんだか良くない人だとは感じていました。
おじさんは私たちをごはん屋さんに連れて行ったようですが、あまり記憶にありません。
よっぽど印象が悪かったのでしょう。
私は子供でしたが長女であり一家の家事を担っているものとして、ある程度礼儀正しく対応していました。
それが悪かったのか、いつのまにおじさんの子供という人物にまで会わされていました。
私より少し歳上のお兄ちゃんです。
彼はとてもいい人でしたが、おじさんと一緒に住んでいる様子はありませんでした。
あるクリスマス、普段帰ってこない母から「いつものおじさんがクリスマスケーキを持って行くから受け取って〜コンビニで待ち合わせね」と連絡が来ました。
当時のわが家は金銭面ですごく困っていて、(父の収入と祖母の年金だけで4人分賄っていたよう)食べ物や着るものは限られていたので純粋にケーキは嬉しかったです。
受け取るために待ち合わせ場所に向かうと、煙草臭い車内からおじさんが手を伸ばし、ケーキを渡してきました。
挨拶もろくにせずそのまま去っていきました。
私はケーキを片手に家に帰りましたが、それを見た父は激怒。
また家の壁に穴を空け、テーブルをめちゃくちゃにしました。
「俺のことをバカにしてるのか!」
と叫び、私と妹は何が何だか分からず怯えていました。
ケーキも家の中もめちゃくちゃでした。
母の誕生日ケーキを放置される
こんな母でも私にとっては大事な母親で、そろそろ母の誕生日も近いかなという頃に近所のケーキ屋さんで母の大好きなチーズケーキを買いました。
お金がないのでもちろん1人分です。
「お母さん、お誕生日おめでとう。ケーキを買っておいたよ。帰ってきてね。」
とメールしました。
母からは「ありがと〜」と連絡が来ました。
確かに母は帰っていたようですが、私が学校にいくために起きるともう出発するというところでした。
母のいなくなったリビングを見ると、ホットカーペットの上に未開封のチーズケーキが置いてありました。
中身はもちろん傷み始めていました。
貧乏性の私は、泣きながらチーズケーキを食べました。
友達の親がキレた
私にいつも優しくしてくれていた友達のKちゃん、お母さんがいました。
その子とは保育園からの付き合いで、ずっとお世話になっていました。
彼女もシングルマザーの家庭で、妹がいて、可愛くて優しくて、すごく信頼していました。
ある日、いつものように父が些細なことに激怒し(醤油ラーメンを買ってくるおつかいで味噌ラーメンを買ってきてしまった)家を追い出されました。
行くところのない私は友達を頼るしかなく、Kちゃんのところを頼りました。
そこでKちゃんのお母さんも激怒、「そんなお父さんのところにいるくらいならうちにいなさい!」と私を匿ってくれました。
私は妹の心配がありながらも父のところに帰る気にはなれず、Kちゃんの家で泊まることになりました。
父から心配の連絡等は一切ありません。
Kちゃんの家でみんなとお風呂に入り、ご飯を食べ、学校に行きました。
すごく幸せなひとときでした。
さすがに妹が心配で一泊して帰宅しましたが、父は普段と変わらない様子で何事もなかったかのように私に家事を強いてきました。
まとめ
こんなに書いてまだほんの一部か!と自分で自分の人生を振り返りびっくりしています。
ほんとに大変で、でもほんとにいろんな人に助けられて、今の私があるんだなと実感しています。
予想通り長くなりましたので、何回かに分けて更新したいと思います。