激痛で眠れなかった夜
今日もお疲れ様です。
最近「忍者めしの巨峰味」にハマっています。🥷
いつものように夕食を食べてお風呂に入った。
寝る前の歯磨きをしている時から右耳が痛くなってきた。
ズキズキ…ズキンズキン…ズキンズキン…😱😱
どんどん痛みが酷くなり右耳を押さえて洗面所にうずくまった。
気付いた母が私の手を離して耳を覗き込む。
「ん~~多分中耳炎だね。でも病院空いてないから明日連れて行くから早く寝なさい」と一言。
当時「夜間救急外来」ナンテものは存在しない。
ドラマでたまに見る子供を背負って病院のドアをバンバン叩く→助けてください!→電気付く💡
みたいな事は実際聞いた事がない。
痛む耳を庇いながら2段ベッドの上に行く。
時刻は夜の8時30分。(ちなみに幼稚園児)
しかし耳の激痛で、1時間経っても、2時間経っても夜中になっても全く眠れない。
どんどん痛みは増し、耳の奥に金属の棒を入れられグリグリ回されている感覚。
暗闇の中激痛と格闘。
時間だけが過ぎて行く。
両親は隣の部屋、兄は2段ベッドの下で寝ている。起こしたくないので声を押し殺し痛みに耐えながら唸ってた🤢🤢
でも、流石に園児には耐えられなかった。
「痛いよーー💦痛いよーー💦!!!!!!!!!」💦
声を出して泣いてしまった。
そしたらあろう事か、兄が
「うるさーーい!💢」と大声で言い放ち
私が寝ているベッドのスノコを下から思いっ切り足で蹴り上げた!
バキッ💥💥ドーン💥💥💥💥
ベッドに座っていた体が斜めになる。
一瞬何が起きたのか分からなかった。
2枚で形成されているベッドのスノコを兄がタイミングよく真ん中を蹴ったので30センチ程ずれ
落下防止の柵が、床に落ちてしまっていた。
大きな音で驚いた両親が部屋に入って来た。
「どうしたの?」母が兄に聞いた。
兄がイライラしながら言った。
「痛い痛いうっせーんだよ!!!こっちは眠いんだよ!静かにしろよ!めーわくなんだよ!💢💢」
私は兄に怒鳴られたのがショックで声も出なかった。
母は兄に何かを言うわけでもなく、私の方に顔を上げ
「痛いのは分かるけど明日まで我慢して早く寝なさい。」
そう言って父と2人でスノコと柵を戻して出て行った。
両親が出て行ったあと兄が
「またうるさかったら蹴るからな!」と一言。
人は眠いと本質が出るのでしょうか?
それから私は真っ暗な中、壁にもたれかかり右耳を右手で押さえ 声が出ないように左手で口を押さえながら窓から見える夜空を放心状態で眺めていた。
結局、激痛の為やっぱり一睡もできなくてベッドの上で体育座りをしたまま夜を明かした。
朝日が出る頃になると耳の痛みは
激痛からほんの少し楽になっていた。
朝イチかかりつけの耳鼻科に母と行った。
耳の中に溜まった膿が固まって、柔らかくしないと取れない為処置に30分以上かかってしまった。
母は先生に
「痛い痛いってうるさかったんです!」と言う。
放心状態の私を見て何かを察した先生は
「お母さん、これはかなり痛かったと思いますよ。大人でも我慢できなかったかもしれませんよ。コレ、見て下さい。」
と言い
私の耳から取り出した物を見せてくれた。
それは、縦1cm横2cm厚さ0.5cm程の大きさの
膿に血が混じって固まった物だった(オーマイガー😱)
処置して貰うのも痛かったと記憶している。
ピンセットで耳の穴を思い切り上下に開けられて、膿を取ったから…
現在は「夜間救急外来」や「当番医」等もあり
年末年始も空いている病院があるなんて、良い時代になったな~と思います。
もし、当時夜間救急外来があったとしても
私の両親が連れて行ってくれたかは微妙かもしれません😓
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