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白い部屋

今日もお疲れ様です。

トラウマ的な話を書いてもいいですか?


私は白い部屋が苦手😭

壁も床も白いと鳥肌が立ってきて気分が悪くなったり焦ったりして
その部屋に居る事ができない。

扉が開いていたら何とか大丈夫。
白い壁と閉鎖的な感じが苦手なのだ。

昔は震えたりして酷かったけど
今はまだマシになった方だ。


小さい頃喘息の発作が酷かった私は
病院に行った時に検査を受ける事になった。

看護師さんが持ってきたのは子供を寝かせて運ぶ真っ白な箱のようなものに車輪が付いたカート。

白い箱のようなカートに寝かされ、そのまま母と別れ別室に連れて行かれる。

ガラガラと車輪の音を聞きながらこれから何があるのか、何をされるのか不安な気持ちで病院の天井を見つめていた。

病院はほとんど白い扉、白い壁、白い床。
病院の1番奥にある部屋にカートが入って行った。

一体ここで何をするんだろう…

私は天井を見ながらずっと考えていた。


「少し待っててね〜」と看護師さんの声。


代わり映えのしない白い天井を見ていると
いきなりDr.と看護師さん達が上から私を覗き込んだ。

こ…怖い…
顔がいっぱい見える。
覗かれている。
Dr.が3人。
看護師が2人。

白いカートの中で仰向けに横になっている私を
何度も上から見下ろす顔、顔、顔。

ボソボソ聞こえる話声。

逃げられないという感覚。

するといきなり赤いライトを当てられる。

説明も何も無い。そんな時代の病院。
赤いライトを当てて一体何が分かるんだろうか?

「うつ伏せになって。」
「顔を右に向けて。」「体はそのまま。」
「顔を左に向けて。」「体はそのまま。」
「息を思い切り吸って。」「はい、止めて。」
「息を思い切り吐いて。」「まだ、吐いて。」

何度も繰り返し言われ体勢を変える為に看護師の手が私の体に触れ、先生の聴診器が胸や背中に当てられる。

何度も何度も……

私から見えるものは天井と赤いライト。
聞こえるのはDr.や看護師さん達の話声だけ。


怖くて声もでなかった。


真っ白い部屋に赤いライトを当てられる変な診察は1時間。

これを2回位体験している。


これで何が分かったんだろうか…?
疑問しかない。


この体験で白い部屋が苦手になった。

真っ白なカート。

寝ている私を覗き込むいくつもの顔。
伸びてくる大人の手。

赤いライト。
終わった後の白い天井。

白が基調になっている部屋に入ると焦ってしまう自分がいる。

真っ赤な部屋にはまだ出会ってないので
どんな感じになるのかは分からないけど…   


引っ越す前に住んでいたマンションのトイレが
全て真っ白だったのです。
恥ずかしい話、トイレのドアを開けたままにしていてよく怒られた。
でも、開けていないと気持ち悪くなるんです。
でもやっぱり開けっ放しは駄目かなぁと思い
家族がいる時はなるべく目線を床に移しドアを閉めていたけどやっぱり気持ち悪くなりトイレに長居は出来なかった。
辛かった。
慣れるまで時間がかかりました。

家の中で1人の時は勿論トイレのドアは開けたままにしていました。(これは家族には内緒です😅😅)


皆様、白い部屋は平気ですか?
















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