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何も変わらない実家

今日もお疲れ様です。
昨日の記事「お前に分かるわけ無いだろう!!」
の続きです。

兄の言い分も分からなくもない。
老いていく両親の1番近くにいるのは兄だ。

買ってきた物を勝手に何度も飲まれたりしたらストレスも溜まるだろう。

「兄の部屋に父さんは勝手に入って来るの?」
私が聞くと眉をしかめる兄。

兄「いや、入っては来ないけど…」

私「じゃあ、自分が買った物は自分の部屋に置いたらいいんじゃないの?」

兄「はぁ~お前、何言ってんの?」

私「だって、何度言っても父さんは同じ事をするんでしょ?だったら無理だよ。絶対同じ事を何度も繰り返すし、兄もその度に父さん怒鳴るのって両方に良くないよ?」

兄「そうだけど…」

私「自分の物を飲まれたくないのなら、部屋用の小さい冷蔵庫買えば?だったら勝手に飲まれる事もないし、父さんに怒鳴らなくて済むよ。」

いい考えだと思ったのだが兄は違っていた。

兄「何で俺が金払って冷蔵庫買わないといけないんだよ?おかしいじゃん。」

私「兄が嫌な気持ちは分かる。自分がせっかく買ってきた物を勝手に飲まれたらそれは腹が立つと思う。だから少しでもイライラを解消出来る方法を考えて話してるんだよ…」

兄「何で親父の為に俺がわざわざお金払って冷蔵庫買わないといけないんだよ!ふざけるな!絶対冷蔵庫なんか買わないからな!」

セコい兄だ💦
お金払には困ってないくせにセコい。
そういう問題じゃないのかも知れないが……

でも、自分の物を飲まれたくないのなら
自分で自分を守るしか方法が無いのに…
ましてや父は物忘れが激しくなっていく年齢だ。
もし物忘れではなくて認知症の症状なら尚更父に注意したって治るわけない。
認知症は病気だ。薬もあるがどうやっても進行は止められず今より酷くなって行く一方なのに…
兄はそれを理解して言っているのだろうか…

私だったら迷わず自分の部屋に

自分専用の冷蔵庫買っちゃうけどなぁ〜♫

何故か明るく解決したい私💧
こういう所が兄からすると理解不能なのかもしれません。

私「冷蔵庫くらい自分で買えるじゃん。今安いのあるし。」

兄「だから、俺は悪くないのに何で冷蔵庫買わないといけないんだよ!バカバカしい。」

私「悪いとか悪くないって事じゃないよ。ん〜じゃあ、私が冷蔵庫買うよ。んで兄にあげる。それならいい?そうしたらイライラもしないし、父さんを怒鳴らなくてもいいし…」

兄「はぁ?そんな問題じゃないだろ!親父が人の物を飲まなかったらいい問題だろ?」

私「だからソレが基本無理だから冷蔵庫を提案してるんだよ。悪いけどずっと変わらない、もっと酷くなるよ。」

兄「親父が気を付けたらいいだけだろ?お前はいいよな〜この家にいないんだから…どんな状況なんか知らないよな。お前には分かんないよ。どれだけ俺が大変なのか…」

うーん💧
確かに私は実家を出てるし
兄の気持ちは正直分からない。
親父が気を付けたら……とか言うけど
それは無理なような気がするんだが…

本音言ってもいい?
冷たいかもしれないけど

兄の気持ちなんかどーでもいい!!

自分だけが大変だとか言ってるけど
父を見ている母だって大変な事知らんのか?
周りを良く見て欲しい。
兄が父に怒鳴る場面は正直見たくないし見てるこっちは凄い不愉快💦

せっかく実家に帰省しても毎回言い合いが始まるから本気で帰省したくなくなるのだ…

まぁ、兄にも思う所があるんだろうけど
自分だけが…という考え方は好きじゃない。
私が黙っているとまた続けて言う。

兄「とにかく親父が勝手に飲まなかったらいい話なんだよ!」

だから〜それが無理な話だっていうの
分かんないかなぁ〜😮‍💨😮‍💨😮‍💨

兄は自分の意見を曲げる事はなく
私の提案は却下される。

私「でも、またやって怒ってそれをずっと続けるの?父さんは変わらないよ?もっと酷くなるよ。その事でずっとイライラするの私は嫌だけどな。」

兄「家にいないお前が言うなよ。俺に意見するな!」

兄はそう言って父に
「今度は絶対勝手に飲むなよ!!」
と言って出て行った。


実家はこんな感じでいつも誰かが怒っていたりするので落ち着かない。

飲み物でこんなに揉めるのが私からする本当に時間の無駄というか、こんな事でエネルギーを消費したくないと考える。

怒りのエネルギーってかなり消耗するんだよね。

私も安易に冷蔵庫購入を口にした訳では無い。

半年前に友人の母が認知症になり、冷蔵庫の物を片っ端から食べられてこのままだと危ないから2階に冷蔵庫を持って上がって視界に入らない様にしたと聞いていたからなのだ。

兄には冷蔵庫の提案も却下された。
ずっと今のままで何も変わらない。


これからも実家では

兄が買ってきた飲み物は

再び父に勝手に飲まれて

それを見つけた兄が父を怒鳴る…


そんな日々を

ずっと繰り返して行くのかもしれない……


何も変わらないまま………





























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