ちびもえこ

🐗124cm 軟骨無形成症 小人症 小人バーレスクダンサー 幼少期から残してきた言葉たちを、紙のノートから世界のnoteへ放出中。

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それでも生きる

生きるのが辛い、という感覚を久しぶりに味わっております今日この頃。 それは今すぐにこの世から消えたいという意味ではなくちょっとだけ、一旦この人生セーブしたいという意味に近いかな。 あのー、ゲームでよくあるセーブポイントみたいな、そんな感じなので心配はしないでください。 28年間生きて、改めて実感しているのは "永遠"とか"ずっと" なんてものは存在しないしそんな約束をすること自体、無責任で身勝手でただの幻だということ。 そしてそれを一瞬でも信じた自分の愚かさ。 正しくは "

    • 言の葉

      言葉は怖い 言葉は嘘をつける 言葉は生物で生物じゃない 冷凍保存なんて出来ない なのに解凍されないときもある 言葉はリアルタイムじゃ届かない わたしの中で生まれた言葉たちは 数秒後、 人の 耳に、 目に、 心に、 届く。 こうして綴っている今も わたしの頭の中では 複数の言葉たちが浮いていて 次は自分の番だ、と争い 他の部屋では全く違う会議が行われていたり 時に言葉じゃなくて映像に変身したり 誤魔化したい時は言葉じゃなく 四角い形や何かふにゃふにゃとしたスライム

      • 黒。

        初めて絵の具を触った日から どうしても黒が苦手だった。 何にも染まらない黒と 全てを染めてしまう黒。 学校の先生は 黒はすべてを潰してしまい、他の色と混ざらないから最後に使ってね と、まるで問題児かのように言った。 大人の言うことが正しいと思っていたわたしは 当たり前かのように黒は問題児だと思っていた。 だから、黒は苦手だった。 だけど いつからか無意識に黒を選ぶようになった。 黒を求めるようになった。 黒に安心した。黒が助けてくれる時もあった。 そして黒なしでは生

        • なぜなら、が なぜ、に変わった瞬間

          どうして病気は私を選んだの? 10歳の時に出会った ドラマ 1リットルの涙でのセリフ。 私の、私が私として生まれた理由を 探す旅が始まってしまった瞬間。 (そして頭の中にある感情や言葉たちを 文字として残すことの価値、 みたいなものに気づいた瞬間でもある) "私"だからこの身体で生まれたんだ、と 私として生まれたから"この身体"なんだ、と 漠然と思って生きていた10年間。 一瞬にして (ポジティブでもネガティブでもなく) 病気に 選ばれた身、選ばれてしまった身、 そ

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          ・マット運動 ・スキー教室 ・バレーボール ・水泳 ・柔道 小学生の頃の授業でできなかったこと。 ほとんどが自分の身体を使って行うこと。 制限もなくできているクラスのみんなが眩しかった。 みんなの首に流れる汗はキラキラと輝いていた。 何度も挑戦して失敗する度、悔しい顔ができるみんなが羨ましかった。 特にスキー教室の、味のしないチョコレートの味は今でも忘れない。それはまた、残したいと思う。 そうして次第に私の血液の中に流れ込む、 あれはダメ、これもダメ、それもやらない