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劇場は夢の国〜推しについて①〜
今回は、私を救ってくれた一人目の大切な推し(蛙亭イワクラさん)について綴りまする。
今は3組の芸人様をメインで追いかけさせていただいているのだけれども、(へりくだりすぎ?)、1組目に出会わなければお笑い自体にもハマっていな
いし、本当〜に私の中でずっと偉大でずっと大切な存在。
イワクラさんがいなければ、今の私はいないし、そもそも生きていたかもわからないと思う。それぐらい私はイワクラさんに救われたし、今も救われている!!
私がイワクラさんにハマったのは、蛙亭が初めてKOCの決勝に進んだ2021年ごろ。
アメトーク(私が唯一子供の頃からずっと見ている大好きな番組)で、イワクラさんの存在を知り、そこからなんとなく気になって蛙亭のYouTubeを見るようになり、徐々にこの人たち面白いな〜とハマり始める。
本格的に好きになったきっかけは2021のキングオブコント。164のネタを見て、「この人たち、ネタもこんなに面白いんだ!!」と衝撃を受ける。
そこからYouTubeの生配信を観たり、ラジオも聴いたりするように。
でも、2021年の秋〜冬にかけての私の中での蛙亭の存在は、あくまで、画面越しに、無料で楽しませてもらう存在だった。
当時の私は、コロナ渦による社会的な暗さに食らっており。コロナ前の自分の趣味が海外旅行(当時はバイト代を貯めてインドやイランに渡航していた)だったのもあり、やりたいことができない現状に、「何も楽しいことがない」とやさぐれ、本気で病んでいた。
蛙亭以外にも、画面越しのエンタメは享受していたけど、それはあくまで時間潰し的なものであって、心が満たされることはなかった。
そんな状態が変わったのは2022のお正月の出来事。
何気なくTwitterを見ていたら、「新春!渋谷よしもと午後のお笑いライブ」とかいうライブに、蛙亭が出ることを知る。
私がそれに興味をそそられた理由は、1500円という(もしかしたらもっと安かったかも)破格の値段で、蛙亭を生で見られるということ。しかも渋谷という行きやすいロケーション。
つまり、暇を持て余しすぎて、「蛙亭ってそんな安く生で見れるんだ〜!!」という軽い気持ちで、蛙亭を見に行くことを決意したわけです。
確かチケットを買ったのは、ライブ当日の3日前ぐらいだったけど、案外いい整理番号が取れて、当日までワクワクして過ごしていた記憶。
初めての無限大ホール
そして、無限大ホールに初めて足を踏み入れることになる(この時はそれから丸3年も通い続ける場所になるとは夢にも思っていない)
当時のシブゴゴは整理番号制だったので(今ってホールで整理番号のライブって見かけないな!)、整理番号で呼ばれた順番に入って好きな席に座る。
初めて見るお笑いの劇場は、それはそれはキラキラしていて、これからあの生の蛙亭が見られるんだ!とワクワクが止まらなかった。
そして始めるライブ。運がいいことに目当ての蛙亭がMCでいきなり登場し、私は生の蛙亭の放つオーラに圧倒された。
テレビやYouTubeで見ていた人が今目の前にいる。それだけでもすごいのに、イワクラさんはとにかく可愛くて、二人の会話は本当に面白くて、その瞬間に私の心は掴まれてしまった。
その時初めて生で見た蛙亭のネタは「マッチングアプリ」。
私が蛙亭にハマりたての時にYouTubeで見て、蛙亭って面白いな、と思ったきっかけのネタだったから、見られて嬉しかったし、
生で見るのってYouTube以上にこんなに面白いんだって、それも衝撃的だった。
他のコンビのネタが面白かったのも、私がお笑いにハマるのにおいて、重要だったとは思う。
今、メンバーを見返したら、
蛙亭、うるブギ、レインボー、Everybody、いぬ、トニーフランク、まんじろう、素敵じゃないか
と、シブゴゴにしては当たりすぎるメンツだった。当時は、3組目までしか名前すら知らなかったけど。
ネタ終わりのトークコーナーも、蛙亭がMCというのもあって大盛り上がりで。
完全に私は、生で見るお笑いの虜になってしまったわけです。
こんなに安く、こんなに楽しくて幸せな時間が味わえるんだって。
私が当時お笑いに衝撃を受けハマった理由。そして、今もお笑いがずっと大好きな理由。
それは、その空間では、客側は全力で楽しむことだけが求められており、演者は客を楽しませることに全力だ、ということ。
この場では、嫌なことを忘れて、ただ笑うこと、それだけが仕事のようなものだった。それが非常に心地良くて。こんな幸せなだけの時間があっていいのだと思った。
だから私はお笑いにハマったのだと思う。
私がお笑いライブを「夢の国だと思っている」という話をしても、あんまり共感は得られないし、そんな綺麗事だけの世界ではないというのも、なんとなくわかるが。
私にとっての”お笑いが夢の国”というのは、こういう、日々に悩んでいる人に悩みを忘れて「ただ楽しむ」ことに集中するという幸せを提供してくれること、
芸人というキャストは、それに対して、人生をかけているし全力であるということなんですよね。
推しを追う中で、いろんな芸人を見てきたけれども、”目の前のお客さんを笑わせる”という意味においては、みんなちゃんと全力で、だから、夢が崩れることはほとんどなかったです。
こうして、初めて見たお笑いライブに激ハマりした私は、その帰り道で蛙亭が出演予定の別のライブのチケットもFANYで買い、
いつの間にか、関東のライブのほとんどに出没するように・・・・
ここから蛙亭を追いかけまくった記録は、現時点で約3年にも及ぶので、すべてを書くのは難しいけど、また次の記事で、追っていく中で感じた蛙亭の魅力だとか、思い出を綴りますね。
長文をお読みいただき、ありがとうございましたmm