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ちょっとニッチな児童文学

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主に児童文学の内容と感想を書いた記事をまとめています
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#ヤングアダルト

ちょっとニッチな児童文学⑦『強制終了、いつか再起動』

ちょっとニッチな児童文学へようこそ。このノートを書いているMaemichiと申します。 このnote記事は、さまざまなネタバレを含みつつ児童文学を紹介しています。 このnoteを読めば、本を一冊読みきった気分になれます。 今回は吉野万理子さんが書かれた『強制終了、いつか再起動』をご紹介します。 衝撃の児童文学!若年層に広がる薬物汚染を描くこの本の感想を一言で言い表すなら「衝撃!」の一言。一気に読みました。 衝撃的だった理由は、本書のテーマが、児童文学では全く見かけない

ちょっとニッチな児童文学⑥『アドリブ』

「ちょっとニッチな児童文学」へようこそお越しくださいました。 このシリーズでは、わたくしMaemichiが児童文学を中心に紹介しています。ネタバレと、Maemichiの感想も多分に含まれております。 今回ご紹介させていただくのは、佐藤まどかさんの『アドリブ』です。 さっそくネタバレ続きです……。ご注意を。10歳の時にオーケストラのフルート演奏を見て、フルートを始めることにした森 祐司(ユージ)。一度もフルートを触ったことがないのに、国立音楽院を受験して合格します。 入学

ちょっとニッチな児童文学②

こんにちは。お久しぶりです。「ちょっとニッチな児童文学」へようこそお越しくださいました。noteをお読みいただきありがとうございます。 今回も世間様にあまり知られていないであろう児童文学作品を、大量のネタバレとともに紹介していきます。 前回は如月かずささんの「カエルの歌姫」の紹介でお会いした方もいるかと思います。まだお読みになっていない方はこちらもぜひどうぞ! さて今回も如月かずささんの作品をご紹介いたします。 ところであなたの好きな、もしくは好きだった給食のメニューな

ちょっとニッチな児童文学①『カエルの歌姫』

このnoteを開いてくださってありがとうございます。初めまして、わたくしmaemichiと申します。 なぜこのnoteを開いてくださったのでしょうか? まさかとは思いますが、タイトルの「ちょっとニッチ」を「ちょっとエッチ」と見間違えたわけではありませんよね? もしそうなら、そのような煩悩は脳内から振り払ってください。 このnoteのタイトルは 『ちょっと「ニッチな」児童文学』です。 (念のためお伝えしておくと、「ニッチ」とは隙間という意味です。) このnoteはわた

ちょっとニッチな児童文学③『透明な耳。』

 このnoteを開いてくださってありがとうございます。Maemichiと申します。約1年半ぶりの投稿になってしまいました。  このnoteはわたくしMaemichiが世間様にあまり認知されていないであろう児童文学作品を、つらつらと紹介していく場でございます。 今回は『透明な耳。』をご紹介します。 ネタバレを含みます。物語の詳細な内容や結末を知りたくないという方はネタバレ部分を飛ばしてお読みください。 耳が聴こえなくなった由香   由香は自転車事故によって両耳が聞こえな