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現象界の憂鬱

あちらとこちらの境目もわからなくなるくらい
どっぷり彷徨っていた休暇の5日間から
仕事へ復帰した
もちろん、嫌でたまらなかったが
グズグズしながら家を出た

駅まで原付バイク
家を出て1分後
何年も通い慣れた道で小石か木の枝を踏んだらしくパァーンっと大きな音がする
もう心臓バクバクで帰りたくなる
更に1分後
小枝を踏んでパァーン

私は聴覚が過敏で音が苦手
駅に着く頃には震えていた
怖くてたまらなくなっていた

バスの中では
不安に苛まれていた
思考は畳みかけるように
今日はツイてないと呪いの言葉を繰り返す
弱った私は
これは神様が教えてくれただけ
最初に踏んだ何かは
人にも車にも当たってないからよかった
と言い聞かせて
呼吸を整えたり
仕事が無事終わって笑顔の自分を想像したり
したが無理だったので
不安に負けた私は
宇宙に
わかりました、やります
そう言いました

帰り道は泣きそうになりながら
家へ辿りつき
恐怖に支配された自分を許し受け入れたら
心が解れた。

そして気絶するような睡魔に襲われた夜
堕ちる直前に麻里子さんのように
夢の出来事を覚えていられるように
教えてほしいと願ったら
見たのは詳細な悪夢でした

因みに悪夢は
今の職場でかなり追い詰められていたり
家族を放ったらかしてどっか行ったり
散々な目にあっていて
苦しくて目が覚めて
これを書いている。

地球パラレルなのか
思考か
ホルモンバランスか
夢と認識できず
どっぷりハマって疲れた

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